(1)カラーライブラリの確認が手軽に可能
(2)だれでも早く・正確に色を特定することが可能
(3)PANTONE色見本とサンプルの色の差を簡単に数値化
(1)カラーライブラリを瞬時に確認
Spectro1での色測定はデバイスと携帯にインストールしたアプリのみで手のひらに収まるサイズです。色見本帳等、重たくかさばる荷物を運ばずに、どこに行っても必要なカラーライブラリを手軽に確認が可能となります。
03-3258-1238
お問い合わせVariable社のSpectro1TMを使えば「Spectro by Variable App」アプリでPANTONE色見本のコードが直接確認できます。
Spectro1は、分光を利用して色を判別することが可能で、無料のアプリを使用して測定した色のLab座標等を確認することが可能です。
本記事に記載させていただく16500色のPANTONEカラー(色見本)のDBにアクセスするには、別途サブスクでご利用いただけます。
PANTONEとは、アメリカのニュージャージー州に本社があるグラフィックの関連事業をおこなっている企業です。
(日本では、「パントン」または「パントーン」とも呼ばれています。)
その会社が販売しているパントン・マッチング・システムという色見本帳が「PANTONE」と呼ばれています。
PANTONE色見本帳には、色の一つ一つにナンバーが割り振られており、色のナンバーを指定することで、色の共通認識をもつことが可能となります。
例えば一概に「青」といっても幅広い表現の青があります。紙や布など素材の種類や光の当たり方、環境などに影響を受け、また個々の色認識の差異によっても色の受け取り方に違いが生じます。その違いをなくすため色番号で正確に色を指定することで色の認識を共通化し、世界中で同じ色に統一することが可能になりました。
また、色は、一つ一つに数値化された色情報(RGB, HEX/HTML,CMYK)を持ちます。
PANTONE色見本は様々な業界で使用され、ファッションなどのアパレル製品やインテリア、印刷物や工業製品にも使用されています。
世界中で目にするお店のロゴの色もPANTONE色見本で統一され、どの国でも同じ色で表現されています。
また色は素材によっても見え方が大きく変わる為
ファッションやインテリア業界で使用するコットンやナイロンの色見本、印刷会社やWEBデザイナー向けのコート紙など用途によって素材の違う色見本があります。
またパントン社が毎年開催している“今年の色” を決める、「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」がありこの選定には綿密なトレンド分析が行われテーマカラーが決定されます。 決定すると多くのメディアやSNSで取り上げられファッションやインテリアなど世界中の様々な業界に影響をあたえます。
印刷業界では基本的にCMYKの4色を使用しますが、4色では表現できない「蛍光色」や「金銀」などがあります。これを「特色」と呼び、 この特色を指定したい場合はPANTONEなどの色見本で番号を指定するのが通例となっています
(1)カラーライブラリの確認が手軽に可能
(2)だれでも早く・正確に色を特定することが可能
(3)PANTONE色見本とサンプルの色の差を簡単に数値化
Spectro1での色測定はデバイスと携帯にインストールしたアプリのみで手のひらに収まるサイズです。色見本帳等、重たくかさばる荷物を運ばずに、どこに行っても必要なカラーライブラリを手軽に確認が可能となります。
「Spectro by Variable App」でPANTONEカラー(色見本)へアクセスし、色見本の中から同色・類似色を探すことが可能です。時間をかけ何千もの色見本から探し出すといった作業からも解消され、いつでも正確かつ効率的に色が表現されるようになります。
また紙などの色見本では経年劣化が進み色が変色してしまう場合がありますが、デジタルは劣化の心配はなくいつでも正確な色見本を確認することができます。
従来の目視による判定の場合、色を認識する際、どうしても「周囲の色」や「光」による影響を受けてしまいますが、この問題も解消されます。
PANTONE色見本とどのくらい差があるのかCompare(比較)機能で簡単に確認ができるため、塗料などの調色に役立ちます。
「色測定計Spectro1は色見本に変わるのか?ペンキの色測定で試してみた」では 実際にCompare(比較)機能を使用した内容がご確認いただけます。
目視では判定が難しい色の違いや、個々の色認識の違いを定量的に見ることができます。
―「周囲の色」の影響
脳が色を認識するときに「色みがずれて見える」というケースがあります。
※例えば、こちらは同じ「オレンジ色」ですが、背景の違いにより、違った色に見えます。
色は周囲の色によって影響され、明度対比や彩度対比などでも見え方が変化するケースもあります。
このような人間の感覚に頼るのではなく、数値化することで共通の認識を持ち正確に色管理を行うことが可能になります。
「周囲の色」や「光」による影響について、さらに詳しく知りたい場合は、
『もう色見本に頼らない!革新的な「色測定計」で色の調べ方が変わる』 へ
Bluetooth対応の色測定計です。
コンパクトでポータブルなデザインの本体と、スマートフォンで動作する専用アプリにより、簡単に色測定、データの保存、共有ができます。
実際の使い勝手を知りたい方に向けて、デモ機の貸し出しも行っております。
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*ソフトウェアアプリケーションまたはユーザードキュメントに表示されるPANTONE®の色は、PANTONEが特定した規格と一致しない場合があります。
正確な色については、現在のPANTONE ColorPublicationsを参照してください。PANTONEおよびその他のPantoneの商標は、PantoneLLCの所有物です。©PantoneLLC、2020。