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超小型 近赤外分光センサモジュール用途例

製薬プロセスにおける リアルタイム品質管理

製薬プロセスにおける リアルタイム品質管理

  • コンパクトな近赤外分光センサーと反射プローブを使って実現した迅速なリアルタイム測定
  • プロセス情報の取り込み、プロセスの不具合を検出
  • 15分で校正モデルを作成

超小型 近赤外分光センサモジュール製品詳細

リアルタイムの製薬モニタリング

近赤外分光法は、医薬品生産プロセスの中で医薬品有効成分(API)と賦形剤の量を測定することが可能です。一般的な医薬品生産プロセスはバッチプロセスで実施されますが、現在は連続製造をコンセプトとした研究が進んでいます。連続製造が実施されると、この測定の役割はさらに重要となります。製品を管理するため、品質管理はリアルタイムに製造品質情報をオペレータに提供する必要があります。近赤外分光法では、連続生産の要件に適合し迅速な測定が可能となります。

NIRONE_Sensor

ケーススタディー

Spectral Enginesの近赤外分光センサーを、連続製薬プロセスラインに設置し、医薬品有効成分(API)、乳糖、微結晶性セルロース(MCC)の三つの主成分をリアルタイムでモニタリングしました。校正モデルは、濃度を変化させて15分で作成されたものです。製造プロセス中にフィーダーのプロセス不具合が検出されました。

品質管理

結論

Spectral Enginesの近赤外分光センサーは、連続製薬プロセスの迅速かつ信頼性のある非破壊リアルタイム・プロセス・モニタリングを可能にします。このセンサーは、既製のプロセスプローブに組み込むことができ、詳細な分析を行う回数が削減されます。

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