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超小型 近赤外分光センサモジュール用途例

飲料およびバイオ燃料生産に おけるエタノール測定

飲料およびバイオ燃料生産に おけるエタノール測定

  • 迅速かつ非破壊分析
  • 測定にサンプルの前処理を必要としません
  • プロセス管理に優れた費用対効果のソリューション

超小型 近赤外分光センサモジュール製品詳細

この10年間でエタノール生産は劇的に増加しました

アルコール飲料分析では、アルコール含有量は正確に測定するべき重要な値です。エタノール定量化に関するEUでの一般的な要件は、誤差が±0.3vol%となっています。また、エタノールは工業用溶剤や消毒剤として燃料の添加剤にも使用されます。エタノール測定の需要の伸びは、植物性エタノール生産によるものです。世界の交通燃料としてのエタノール生産は、2000年から2007年の間で170億リットルから520億リットルへと3倍増になっています。そのため、エタノール混合物の迅速で正確な非破壊分析が求められます。近赤外分光法はエタノールの定量化に適しており、温度測定もしくは温度安定化サンプルセルと組み合わせることで、プロセスおよびポータブルアナライザーへの組み込みが容易に出来ます。

NIRONE_Sensor

ケーススタディー

通常の水道水と純粋エタノール(Etax A、96.1vol%、AltiaCorporation、フィンランド)で作成した異なるいくつかのエタノール-水混合物のNIRスペクトルを測定しました。このスペクトルは、Spectral Enginesのアプリケーション開発キット( 透過率)とN2.0スペクトル・センサーを使って測定しました。測定検出限界は約0.3vol%でした。同じNシリーズ・センサーは、バイ オ燃料の原料の生産を最適化する上で非常に重要なパラメータである含水量および含糖量のモニタリングにも使用できます。

エタノール測定

結論

Spectral Enginesの近赤外分光センサーは、エタノールのプロセス測定に最適な製品です。このセンサーは、エタノール製品の品質測定だけでなくプロセス制御アプリケーションでの原料モニタリングにも使用できます。コンパクトなサイズとモジュール構造のおかげで実験室、プロセスおよびポータブルアナライザーへの組み込みが容易に出来ます。

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