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お問い合わせNIRONEシリーズ
Spectral Engines×近赤外分光センサー
高性能NIR分光センサモジュールは、２つの内蔵光源を持つ、小型かつ頑丈な近赤外分光アプリケーションモジュールです。
使いやすい通信プロトコルを付属しており、手早く反射測定をすることが可能です。
本製品は工業環境に完全対応しており、携帯機器として、また食品業界や農業、製薬、その他の市場の生産ラインの組み込み用として最適です。
近赤外線分光法によるハンディタイプのプラスチック材質判別装置。センサ部を対象のプラスチックにかざすだけで、わずか3秒で、『誰でも』・『簡単に』・『同じ基準で』プラスチックの材料を判別。
| タイプ No. | NIRONE S1.7 |
NIRONE S2.0 |
NIRONE S2.2 |
NIRONE S2.5 |
|---|---|---|---|---|
| 波長範囲 | 1.35－1.65μm | 1.55－1.95μm | 1.75－2.15μm | 2.00－2.45μm |
| 分解能(typ.FWHM)(※1) | 13-17nm | 15-21nm | 16-22nm | 18-28nm |
| 検出器 | extended InGaAs(単一素子) | |||
| 内蔵光源 | 2タングステンランプ | |||
| ランプ寿命 | >40,000時間 | |||
| 波長ポイント | 512ポイント(最小ステップ0.1nm) | |||
| 波長切り替え時間 | 1ms | |||
| SNR(typ.平均化なし)(※1) | 11,000 | 7,500 | 7,500 | 1,500 |
| 波長温度応答(max) | 0.1nm/℃ | |||
| 動作温度範囲 | ＋10～＋50℃(結露なし) | |||
| 消費出力 | <1.1W(peak) <300mW(nominal) | |||
| 電気インタ－フェイス | Supply voltage 5V UART(3.3V) I2C(3.3V) Digital trig in/out(3.3V) |
|||
| 機械インタ－フェイス | Mountable on PCB. Two M2 screws and PCB connector. PCB area of 25x25mm2 needed |
|||
| サイズ | 25×25×17.5mm3 | |||
| 重量 | 15g | |||
(※1) SMAアダプタ、コア径400μm,NA0.22のファイバを用いた場合
(※2) With external illumination and signal level of 75% of the maximum range
一般的な近赤外線センサは、グレーティングと2次元アレーセンサーを用いていますが、弊社取り扱いの近赤外線分光センサの技術的特徴は，ファブリペロー干渉計とMEMS制御による分光方式であるところです。
小型で堅牢な削り出しボディには2つのタングステンランプ光源のほか，近赤外分光測定に必要な部品をすべて搭載しております。給電はデータ通信を兼ねたPCとのUSB接続によって行なうので，ソフトをインストールしたPCに接続するだけで使用できます。
ソフトはデータの取得や保存はもちろん，光源の強度を10%刻みで10段階にコントロール可能です。オプションとしてマイクロ反射光学系とSMAコネクターのアダプターが用意されており，反射型もしくは透過型センサーとしてすぐに使用ができます。
測定波長は1.35~2.15㎛に対応しており，波長別に1.35~1.65㎛,1.55~1.95㎛,1.75~2.15㎛の3タイプの用意もございます。感度が高く，SN比は冷却付きリニアアレイ分光器の40倍となる10,000：1となっております。
(出典：OPTRONICS ONLINE2017年2月28日掲載記事)
弊社取扱のフィンランドSpectralEngines社製の近赤外分光センサーを用いて開発された 「Food Scanner」が欧州Horizon Prizeを受賞。
詳細はこちら通常の近赤外分光器は、「点」を測定するため、極めて限定的な範囲を測定します。
その為、粒状のサンプルをまとめて測定する場合や、表面が平らではないサンプルを測定する場合には、結果が不安定になり再現性のあるデータを取得することが難しいという問題があります。
Spectral Engine社のNIRONE近赤外分光センサーでは、オプションのフロントチューブオプティクスを取り付ける事により、Φ20㎜のエリアの平均値を測定する事が可能でこれにより安定したデータを取得可能です。
フロントチューブオプティクス
壁紙に凸凹がある為、点での測定の場合、分光器を動かすと測定結果がばらつきます。
オプションのフロントチューブオプティクスを取り付ける事により、面の平均値を安定的に測定できます。
【用途例】
お米の様に、粒上の物もオプションのフロントチューブオプティクスを使用する事により、平均値を測定出来ます。
【用途例】
MEMSとファブリペロ－干渉計という新しい分光方式を採用したNIRONEセンサーを用いることにより、従来の近赤外分光器を用いた透過測定よりも小型、低価格で液体内の成分及び濃度測定を簡単に行うことが可能です。
NIRONE透過測定セットを用いて、濃度の異なるIPA（100%、50%、25%) の測定を行いました。
IPA測定結果
グラフで示しているように、IPA濃度100%、50%、25%の濃度の違いを確認できます。
NIRONE透過測定セットは、IPAのような透明な液体の濃度管理の他、各種材料の透過スペクトル測定、成分管理等にもご使用頂けます。
【用途例】研究室での実験・評価用だけでなく、インラインへの応用も可能です。
超小型 近赤外分光センサモジュールPDF
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センサ部を対象のプラスチックにかざすだけで、わずか3秒で、『誰でも』・『簡単に』・『同じ基準で』プラスチックの材料を判別
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近赤外分光センサー・中赤外分光センサー・
遠赤外線センサーそれぞれの活躍フィールド
