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安価に始めるIoT!
製造現場への導入で飛躍的な効果を

2018.07.31 | IoT, センサー, 製造業

ベットに入った瞬間、部屋の明かりを消し忘れたことに気づく、なんてことありませんか?
そんなとき、布団から出ることなく、横になったままスイッチが消せたら便利ですよね。

実はこうした技術はすでに実用化されています。 音声で指示するだけで、スイッチを消してくれるロボットが私たちの代わりに電源を落としてくれます。
電気のスイッチの上にロボットを装着し、これをスマートスピーカーやスマートフォンと連携させることで、布団にいながら電気のスイッチを消すことが可能になるのです。

このように、ちょっとした工夫で生活がグッと楽になるのですが、これは日常的な場面だけでなく、製造現場にも当てはまります。

製造現場のIoT化はセンサーが鍵となる

近年、製造現場では人手不足の深刻化が進んでいます。
経済産業省のレポート経済産業省のレポートによると、実に94%以上の大企業・中小企業において人手不足が顕在化しているという認識を持っているそうです。
しかし現状、大規模な設備投資を行えない状態にある企業も多いのではないでしょうか。

そうした製造現場にこそ、IoT導入の効果が発揮されるかもしれません。
IoTとは、モノのインターネット(Internet of Things)の頭文字をとったもので、モノをインターネットにつなぐことで様々なメリットを生み出していく仕組みを指します。 とはいえ「IoTは導入に費用がかかる」そんな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
しかし、大規模に導入するのではなく、ちょっとした工夫でコストを抑えて、効果を出すことはできるのです。

このとき、鍵となるのが「センサー」です。

センサー

例えば、光センサーを信号灯へ取り付けることで、設備の稼働状況を具体的に把握することができます。
どのぐらいの時間稼働し、どのぐらい生産しているのかを見ることで「もっと生産性を上げるにはどうすればいいか」具体的な数値を見ながら解決策を練ることができるようになります。

さらに「夏場には設備の不調が多い」という場合は、温度センサーを活用してみるといいかもしれません。
センサーを取り付けることで「どのぐらいの温度で、設備が不調をきたすのか」が明らかになります。
この温度センサーを活用し、一定の温度を超えたらアラートを出すような仕組みをつくる、というような対策で設備不調を回避できるかもしれません。

IoTの情報を元に仕組みを構築することで、設備の不調が減り、生産性アップへとつながるでしょう。

小さな工夫で大きな効果

これまで「製造現場のIoT化」というと高額な費用がかかり、導入には労力がいる、という印象だったのではないでしょうか。
そのため「IoTの導入=大企業向けのもの」と考えていた方も多かったことと思います。

しかし、光がついているか、消えているかを判別するような単純な光センサーであれば、1000円に満たない価格で販売されています。
このように、単純なセンサーは安価な価格で手に入れることができます。

設備にセンサーを取り付け、現場の状況を「見える化」することで課題を浮き彫りにし、改善へとつなげることができるのです。

中小企業、スタートアップ企業にこそIoT

センサーを取り付け、設備や生産状況を「見える化」。このようなデータを獲得し、現場の改善を行うことで、大きな効果が期待できます。
十分な人手を確保できない、大規模な設備投資を行えないなどの中小企業や、これから事業を始めようというスタートアップ企業は、IoTと相性が良いと言えますね。

モノ、センサー、インターネットを高額なセットで導入するのではなく、現場に合った発想で効率的な導入を行う、そうしたIoTが現場の未来を切り開くことでしょう。

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