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スマートフォン対応 超小型分光計 GoSpectro用途例

分光器を使用した分光法の教育

分光器を使用した分光法の教育

役に立つ分光の知識を実用的な方法で学ぶ事が可能。

分光器は物質によって吸収された波長を測定することで、
その測定対象の化学的性質を推定することが可能

GoSpectroを通して光源またはオブジェクトを「見る」ことにより、オブジェクトによって放出、透過、または反射された光のスペクトルを画面で確認できます。

スマートフォン対応 超小型分光計 GoSpectro製品詳細

GoSpectroは、世界で最もコンパクトかつシンプルな光分光器を提供

特許を取得したこのデバイスを使って何が出来る?



  • すべてのスマートフォンをスペクトルアナライザに変えることが可能
  • スペクトルデータの測定、記録、解析およびエクスポートが可能

GoSpectro製品
教育でGoSpectroを使用する理由

◎光学と分光の基本的な概念を視覚化することができるので、実験に最適

◎スマートフォンやタブレットで分光学を楽しく学べる

◎練習を通してすべての学生が実用的な方法で分光法を学べる

◎手頃な価格の教育資料

GoSpectroは、非常に直感的なアプリケーションと使いやすさのおかげで、分光法を実用的な方法で楽しく学ぶための強力なツールです。

GoSpectroを用いた教育事例の紹介

GoSpectroを使用して行った3つの教育事例を紹介します。

(1)単色および多色ライトのスペクトル測定
(2)スペクトルと温度の関係
(3)知覚色と分光色(スペクトル)の違いの認識

(1)単色および多色ライトのスペクトル測定

実験の目的は、さまざまな光源のスペクトルを測定し、どれが単色で、どれが多色光であるかを識別することです。

 

以下の光源の発光スペクトルを図1に示します。

  • 白熱灯
  • コンパクト蛍光ランプ
  • LEDランプ
  • レーザー
  • ナトリウムランプ 等の色々なタイプの光源
4つの異なる光源のスペクトル
この測定実験を通して以下のようなことが可能です。
  • 学生が連続スペクトルと離散スペクトルの違いを視覚的に理解できる

  • 学生が波長から色をイメージできる

(2)スペクトルと温度の関係

次の実験の目的は、学生が、温度の異なる電球のスペクトルを比較し違いを認識することです。

 

温度の異なる電球(6200K、4640K)のスペクトルを図2に示します。

  • 電球(約6200K)
  • 電球(約4640K)
白熱電球から放射された光のスペクトル
この測定実験を通して以下のようなことが可能です。
  • スペクトルを取得することで、温度とスペクトルの関係が理解できる。
  • スペクトルの最大発光波長をからウィーン近似を使用して電球の温度を推定できる。
  • 太陽光のスペクトルを測定することで、ウィーン近似を使用して太陽の温度を推定することも可能。

注:曲線の不連続性(赤で囲まれている箇所)は、使用しているカメラのセンサーの非線形応答によるものです。
この不連続性は、強度校正によって解決することも可能です。

(3)知覚色と分光色(スペクトル)の違いの認識

この実験の目的は、学生が、見えている光と実際の光には違いがある事を理解する事です。

 

黄色のLEDランプのスペクトルを図3に示します。
黄色のLEDは、黄色を作り出すために、緑と赤のLEDを使用しているため、緑と赤のスペクトルが強くなります。

黄色に点灯するLEDのスペクトル
この測定実験を通して以下のようなことが可能です。
  • 黄色のLEDが、緑のLEDと赤のLEDによって構成されている事が理解できる。

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スマートフォンのカメラに取り付けて使用する可視分光器。専用アプリで、スペクトルデータの測定、記録、解析およびエクスポートが可能。

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