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コンパクトキセノンアークランプ

リフレクター

コンパクトキセノンアークランプ (LUXTEL社製CeraLux) は、以下の2種類の内部反射鏡を持っています。

シルバーコーティング

可視域を効率よく反射し、可視域での用途に用いられています。(型式“-F”)

アルミニウムコーティング

350nm以下の反射率がシルバーよりも高いため、UVランプで使用されています。(型式“-UV”)

リフレクター

ウィンドウ材

ランプのウィンドウ材には、熱膨張率が低く、透過率が高い単結晶サファイアを使用します。 LUXTEL社はUV光による変色や劣化の少ないUVグレードサファイア(①)を採用しています。

ウィンドウ材

Fタイプ : UVブロックコーティング

UV出力を必要としない場合のウィンドウ材には、UVブロックコーティングをしています。

UVブロックコーティング

分光特性

UVタイプ・Fタイプの相対分光特性

Fタイプは、ウィンドウ材にUVブロックコーティングがされているので300nm以下は出力されません。 約6000°Kで太陽光の色温度に近似します。 キセノンランプの演色評価数(CRI)は、通常95以上です。 CeraLuxは昼光に非常に近似した演色性を有します。

UVタイプ・Fタイプの相対分光特性

安定性

フリッカー(peak to peak)

5%以下(ランプ出力(W)に関係があります)

揺らぎ(shimmer)

ランプに封入されているキセノンガスによる熱対流によって光の屈折、アークの変動が生じます。 揺らぎは積分球に入れたり光出力を混合させることによって低減されます。

電極

陰極

材質:溶融タングステン
熱電子放出を促進します。

陽極

材質:タングステン
アークから受け取った熱エネルギーを放出するため、陰極より大きなヒートシンクが必要です。

保証

保証時間 : 500時間
平均寿命 : 1000時間(初期出力の50%)

点灯方向

ウィンドウを上向きで使用しないでください。垂直45°以内で使用してください。

冷却

コンパウンド

温度条件を適切に保つために、ランプとヒートシンクの間に導電熱性コンパウンドを使用してください。

強制空冷

適切な冷却はランプ性能を保つために効果的な方法です。300Wのランプでは強制空冷が最も効果的な冷却方法です。 ランプのセラミック部の中心が最も高温になります。ランプは150℃以下に保ってください。 また、封止部は200℃以下にしてください。

UVタイプ・Fタイプの相対分光特性

ランプとヒートシンクモジュールの取り付け方法

ランプとヒートシンクモジュールの取り付け方法

ルクステル社のヒートシンクを使用することにより電気接続が容易です。

ランプとヒートシンクモジュールの取り付け方法

ランプはヒートシンクに直接取付けられます。

ランプとヒートシンクモジュールの取り付け方法

ヒートシンクをハウジング(UL94-V0相当ナイロン)の中に組み込み、真鍮コネクターで固定します。ピンチオフ部を破損しないように注意してください。

ランプとヒートシンクモジュールの取り付け方法

※詳細は組立説明書に従ってください。
※ルクステル社のヒートシンクを使用しない場合は、冷却リングやランプウィンドウに過剰な締付力がかからないように注意し、ランプを適切に固定してください。

オゾン

オゾンガスは紫外線放射とO2によって発生します。 キセノンランプは140nmから赤外領域まで放射するため、紫外線領域を透過する石英ウィンドウタイプの場合、オゾンガスが発生します。 オゾンガスは長時間吸い込むと有毒です。 オゾン、紫外線領域を必要としない用途の場合はランプ型式“-F”を選択してください。 ランプ型式“F”は、オゾン発生を抑えるためにUVブロックコーティングをしたウィンドウ材を使用しています。 ランプ型式“UV”を使用する場合は、不活性環境下または排気、濾過装置のあるところで使用してください。

光出力

ランプから放出される紫外線や赤外線は、肌や目を損傷する可能性があります。ランプを直視しないでください。 光学系やライトガイドを通過した光出力からでも目の損傷ややけどをする場合があるので十分にご注意ください。

点灯中・消灯直後のランプは高温です。手で触らないでください。

高圧

ランプには高圧がかかっています。 適切なランプ冷却がされていない場合、ランプが破損する恐れがあります。 必ず保護メガネをつけてください。

高電圧

ランプ始動時には高電圧がかかります。始動電圧(イグニッション電圧)は通常20kV以上で、40kVかかる場合もあります。

点灯電流値及び点灯電圧を守って使用してください

動作範囲を超えての使用は電極を磨耗させ、短寿命の原因となります。 動作範囲以下での使用はランプが不安定になり、点灯時に問題が起こります。 (電源の種類にもよります)

ランプ廃棄

水銀や希土元素などの有害物質は含まれていないため、次の手順で安全に廃棄できます。

  1. 保護メガネをつけてください
  2. ランプをしっかり固定し、ランプのピンチオフ部をペンチなどで開けて内部のガスを排気してください。
  3. ランプ廃棄
  4. 廃棄(*各地方自治体の分別に従ってください)