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キセノンショートアークランプ

UV透過特性

オゾンフリー型(コードOFR) :実質的に250nm以下の放射がないため(一般石英)、周囲空気中にオゾン(O3)は全く発生しません。 標準型XBOランプ:約170nmまで放射するため、使用中はオゾンが発生します。 Suprasi(合成石英/4タイプ):160~250nm領域で高い放射強度があり、短波長紫外線検査に適しています。

図:異なるタイプの石英UV透過率表

異なるタイプの石英UV透過率表

点灯方向

垂直点灯では、陽極(大きい方の電極)が上になります。 他の角度でランプを使用すると、ランプ内の対流ガスの影響でアークが電極軸からはずれてしまい、熱ムラや放電管の黒化につながります。 傾斜許容角度は表に示す通りです。 水平点灯用のランプは、垂直方向及び水平方向でも点灯可能です。
※XBO75W/2のランプを傾斜させて点灯する場合、ランプの始動電極は、アークの上方に位置付けないでください。 75W~150Wのランプはアークの安定性が重要な必要条件の場合、垂直方向でのみ点灯することを推奨いたします。

図:点灯方向許容範囲

点灯方向許容範囲

電源

適合性については、弊社までお問い合わせください。

取付

  • 使用中、グレア、UV放射、万一のランプ破損時の破片の飛散を防止するため、ランプは通気孔に防御措置を施した灯具で使用してください。
  • XBOランプ内に封入されているガスの圧力は常温状態でも、大気圧以上になっています。 よって破損時の危険を防止するため、保護カバーが取付けられています。このカバーはランプ取付終了後まで絶対に取りはずさないでください。また同様に、ランプを灯具内に入れて取り扱う場合は、事前に必ずこの保護カバーを取り付けてください。保護カバー取り外し作業時及び、保護カバー無しでのランプ取扱い時には、手袋とフェイスマスクの着用してください。

注意

  • ランプ破損防止のため、口金の温度は230℃を超えないようにしてください。
  • 強制冷却を施す場合には、ランプ消灯後さらに少なくとも5分以上行ってください。

省略形記号

A = 陽極側にスクリュー口金あり
C = ケーブル付き口金
CA = 陽極側にケーブルあり
CR = クロスフィールド色分解装置用に適する。
H = 水平点灯用
OFR = オゾンフリー型
R = 堅牢タイプ
S = コンパクトタイプ
TP = ねじきりピン付き口金
W = ワット
X = 同データ値でのオゾンフリー型

輝度分布/光度分布

輝度分布/光度分布