波長可変LED光源 SPECTRA TUNE 7!用途例
光が従業員に与える影響の評価（ARUP社）

ARUPロンドン本社では、LED Motiveを用いて太陽光の1日の変化を再現する照明システムを構築し、蛍光灯などの従来の照明システムと人体に与える影響の差を調査しました。
このプロジェクト及びその後の実験は、欧州連合のHorizon 2020エリオット研究プロジェクトの一部で、光スペクトル組成と人類生理学の両方の科学者が関与することで、より横断的な研究内容となっています。
期間は、9週間で、内容は、覚醒、気分、睡眠の質、パフォーマンス、頭痛、および眼精疲労の評価でした。

波長可変LED光源 SPECTRA TUNE 7!製品詳細

この研究では、気分、睡眠の質、注意力、ホルモン分泌への影響などの光の非視覚的影響を調査し、スペクトルを使用して、さまざまな種類の光（さまざまな波長の光）の非視覚的な影響を解析しました。
そして、この研究の目的はそれだけにとどまらず、科学的に光に対する非視覚的な反応が「時間帯」や「実行する作業の種類」とどのように相互作用するかを理解し、これらが人々の日常の健康、感情、行動にどのように寄与するかを理解することまでを解明しようとしています。
実験の目的と方法については、以下のCIEの文献を確認ください。
→http://files.cie.co.at/x046_2019/x046-PP29.pdf

LEDMOTIVEの照明システムが設置されたオフィス（異なる３つの光条件を表示）

日光による光の強度とスペクトルの変化が、生物の概日周期に影響を及ぼしますことに関しては、多くの研究が行われ、科学的証拠はいくつも示されています。そして、概日周期が崩れることにより、私たちの健康に多大なリスクをもたらす可能性があることもわかっています。
LED Motiveの波長可変光源によって自在に作り出すスペクトルが私たちの概日周期を正常にし、未来を豊かにするかもしれません。