スマートフォン対応型 小型分光測色計 Spectro1TM デモ機あり
充実したカラーライブラリ。モバイルアプリと小型デバイスで簡単に色測定、データ保存、共有が可能。
Spectro 1TM は、Bluetooth対応の小型分光測色計です。 コンパクトでポータブルなデザインの本体と、スマートフォンで動作するSpectro by Variable Appにより、簡単に色測定、データの保存、共有ができます。(※) 充実したカラーライブラリを活用したり、お客様独自の色をリファレンスとして登録し、測定サンプルと比較することも可能です。
以下のリンクよりAmazonでお買い求めいただくことが可能です。
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※【ご購入の前に】スマートフォンでの動作
お持ちのスマートフォンとの相性により、デバイスをお使いいただけない場合がございます。 特定のスマートフォンおよびOSとの相性は保証致しかねますので、ご購入前にレンタルデモ機をお試しいただくことを推奨しております。
デモ機に関するお問い合わせ
Specrto1を特集した「SPECIALページ」では、「製品の特徴」、「原理」、「よくある質問」、「アプリケーション」がご覧いただけます。
動画 Spectro1TM 製品紹介・使い方 動画
VIDEO
製品の特徴
Bluetooth対応 カラーライブラリの充実 Lab表示可能 独自の色をリファレンスとして登録でき、測定サンプルとの比較可能 スペクトルデータの保存と転送 4つの異なる光源(A, F2, D50, D65光源)での値算可能 Variable Cloud color management systemにデータをバックアップ可能 コンパクト:外径Φ31×長さ78.35mm
測定精度
カラーライブラリとのマッチング
Spectro 1TM は測定の正確さも特徴のひとつです。下図はSpectro 1TM に登録されている色と同じ色番号のカラー台紙を測定した結果です。
カラー台紙とSpectro 1TM のカラー番号は一致し、測定の正確性が証明されています。
測定結果①
Spectro 1TM 登録カラー番号:S3060-G40Y
カラー台紙番号:S3060-G40Y
結果:一致している
測定結果②
Spectro 1TM 登録カラー番号:S0540-B10G
カラー台紙番号:S0540-B10G
結果:一致している
製品情報
仕様
型式
Spectro1
Spectro1PRO
測定方式
SCE方式
SCI方式
繰り返し性 (短期)
0.05 ∆E00
器差
0.2 ΔE00 (平均) 0.5 ΔE00(最大)
0.3 ΔE00 (平均) 0.5 ΔE00(最大)
照明/受光光学系
拡散光 / 0
観察光源
A, F2, D50, D65
観察条件
2°視野/10°視野
測定径
Φ8㎜
測定波長間隔と範囲
10 nm / 400 - 700 nm
測定時間
1.5 秒
動作温度
0 ー 40°
測定用光源
Full Spectrum LEDs
光源寿命
>500時間 または1,000,000スキャン
バッテリー容量
200 mAh (~250スキャン) /チャージ毎
測定項目
スペクトル情報、Lab値、RGB値、HEX値、CMYK値 (PANTONEアプリ(有料)によりPANTONEのカラーナンバー取得可能)
販売リンク (税込み)
SCI方式 SCE方式の違い
同じ素材でできているものでも、光沢などの違いにより色の見え方が異なることがあります。
その為、素材の表面状態によって測定方法も異なります。
通常人が物を見る時は拡散光を見ている為、表面状態によって正反射光を含むか否かによる 2種類の測定方法に分けられます。
■SCI方式(正反射光を含んだ測定方法)
サンプルの表面状態に影響が少なく素材そのものの色の評価に有効です。
→工業製品や鏡面塗装の色測定に最適です。
■SCE方式(正反射光を除去した測定方法)
表面状態によって値が異なり、人の目に近い色評価になります。
→布地やデザイン、目視検査に最適です。
※測定環境などによって、一時的にキャリブレーション認識をしないことがございます。
→解決方法はこちら
アプリケーション
測色、色モニタリング 塗料、建材など工業製品の色管理
技術情報
スマートフォンアプリ
Spectro by Variable App
スマートフォンアプリで簡単に測定、保存、共有が可能
高精度なカラーマッチングシステム
Spectro1用アプリ「Spectro by Variable App」機能紹介
「Spectro by Variable App」に搭載されている「Compare(比較)」は、Sample(サンプル色)がStandard(基準色)に対してどれ程の差があるのか(色差)をいろいろな方法で比較できます。
サンプル色と基準色をその場で比較したり、予め保存した色データとサンプル比較することが可能です。
以下に、比較方法と結果の確認方法を紹介します。
(1)基準色とサンプルのスキャン
Spectro1を基準色となる対象物に接触した状態で“基準色をスキャンする”、評価対象に接触した状態で“サンプルをスキャンする”をそれぞれクリックするだけで測定が完了します。
(2)比較結果確認方法
①ΔEの確認
基準色とサンプル色の差分(ΔE2000)表示します。
差分は色差式ΔE2000(CIE DE2000)、色測定用の標準光源D65、視野角10°の条件に基づいて算出されたものになります。
ΔE2000は、Labを3次元空間で表した際の2つの色の座標間の距離に視感的な評価分を考慮して補正した新しい色差評価の方法で、値が大きいほど、2つの色の違いが大きいことを示すため、差分が定量的にわかります。
②スペクトルの違いの確認
400n~700nmまでのそれぞれのサンプルの反射スペクトルとその差分をグラフで表示します。
これにより、2つの色の違いがどの波長で発生しているのかなどを細かく確認することが可能です。
③Lab座標の違いの確認
それぞれの色のLab座標の値および座標上のどの位置にあるかが確認できます。
Lab座標は、Lが彩度、ab平面で色相を表したものです。
この機能では、視覚的にLの値およびab平面上の位置の違いが判ります。
(〇が基準色の座標、□がサンプル色の座標を表し、2つの座標が近いほど色の差分が少ないと言えます。)
④照明毎のΔEの違いの確認
以下の光源下における色の差(ΔE)を確認できます。
F7…蛍光灯(昼光色)
A…測色用の標準光源、色温度2856K
D50…測色用の補助光源、色温度5000K
D65…測色用の標準光源、色温度6504K
F2…蛍光灯(白色)
それぞれの照明において照射される光スペクトルが異なるので、2つの色の差が出にくい場合と出やすい場合があります。
例えば、今回比較した2色に関しては、A(色温度2854Kの照明)においては、他の照明に比べて差分を感じにくい事がわかります。
PC用サンプルプログラム
PCで接続する場合、以下のサンプルプログラムをご使用いただけます。ただし、別売のBridge Kitが必要になりますので、ご注意ください。
Spectro1 PC用サンプルプログラム
VariableのBridge Kit及びAPIの機能を使用したサンプルプログラムです。 プログラムの内容に関しましては、製品保証の対象外になります。
機能
PCとの接続に必要なBridge Kitのご紹介
Spectro1とPCに接続するために必要なBridge Kit(パソコン用の接続機器)です。
Bridge KitはUSBポートを介してPCに接続することで、数メートルの距離内でSpectro1のユニットとペアリングすることが出来ます。
そして、Bridge Kit経由で取得した測色結果に関しては、オープンAPI経由で、お客様のプログラムへの組み込んでいただくことができます。
Bridge Kitの詳細に関しましては、KLVまでお問い合わせください。
お問い合わせ
Spectro1TM 製品構成
ハードケース
Spectro1™本体
キャリブレーション用 カラータイル
充電用MicroUSBケーブル
取扱説明書
製品比較
FAQ
Q
取得したスペクトルは、PC用に出力可能ですか?
A.
スペクトル情報(各波長の光強度)、Lab値、RGB値、HEX値などをCSVファイルで出力することが可能です。
出力CSVのファイルのサンプルをダウンロード
Q
本製品はすべてのスマートフォンで使用できますか?
A.
お持ちのスマートフォンとの相性により、デバイスをお使いいただけない場合がございます。
特定のスマートフォンおよびOSとの相性は保証致しかねますので、ご購入前にレンタルデモ機をお試しいただくことを推奨しております。
デモ機のお問い合わせ
Q
多湿環境で使用できますか?
A.
ご使用いただけません。デバイスは紙素材の拡散面を内蔵しているため、劣化によりご使用いただけなくなる可能性がございます。
Q
液面に使用できますか?
A.
ご使用いただけません。本機器は外部からの光がセンサに入射することで、正確な測定の妨げになります。固体のみにご使用ください。
Spectro1製品のその他のFAQは、SPECIALページの「よくある質問」をご確認ください。
Spectro1「よくある質問」はこちら
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