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可視・近赤外分光器 IndiGo VIS-NIR

可視・近赤外分光器 IndiGo VIS-NIR

GoyaLab

可視域~近赤外領域まで測定可能な小型分光器

可視・近赤外分光器IndiGo VIS-NIRは波長範囲400~1000nmをカバーした小型分光器です。
PCやAndroidデバイスとBluetooth通信で操作ができ、場所を選ばずに反射や吸収スペクトルを測定することができます。
IndiGo VIS-NIRはニーズに合わせ最大2種の光源を搭載することもでき、様々な蛍光スペクトルを測定することが可能になります。

またモジュールの付け替えも可能で、食品や蛍光染料といった個体から液体まで幅広いなサンプルの蛍光スペクトル測定が可能になります。

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製品構成

3つのモジュールから選び付け替えることが可能です。

可視・近赤外分光器IndiGo VIS-NIRはアプリケーションに合わせ、以下3つのモジュールから選び付け替えることが可能です。

個体から液体まで様々なアプリケーションに対応します。

各モジュールの詳細はこちら

  • 光ファイバーモジュール
  • UV光源モジュール
  • 化学薬品(液体)用モジュール
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製品の特徴

・1台で400~1000nmまでの波長範囲を測定

可視・近赤外分光器IndiGo VIS-NIRは波長範囲400~1000nmをカバーし反射、吸収、透過スペクトルを測定できる小型分光器です。 スマートフォンまたはPCで接続しするため現場へ持ち運びが容易です。

・低価格

複雑な知識は不要でシンプルで安価なため使い易い分光器です。
新しい通信技術により、モバイルかつ手頃な価格の分光測定ツールをご提供します。

・精度の高い測定

センサーにSONYの高感度CMOSセンサーを内蔵しており 、高いSN比を実現します。
またノイズの影響を受けにくいことも特徴です。

・用途に合わせたアタッチメントをご用意

個体サンプルから液体までアプリケーションに合わせてユニットを付け替えることで、1台で幅広い用途に使用することが可能です。また標準装備としてSMAコネクタを搭載しておりファイバーの接続も可能です。
またその他ご要望に合わせたカスタムも柔軟に対応します。

機能紹介(パソコン操作)

シンプルで分かりやすいIndigoソフト「SpectroLab」が付属します。

  • スペクトルのチャンネル設定
  • カーソルの表示
  • スペクトルの色表示
  • X軸X軸のオートスケール
  • スペクトルの正規化
  • 波形のスムージング
  • 計算機能(2つのスペクトルの足し算/引き算しグラフへ表示)
  • グラフの保存(.csvファイル)

製品情報

仕様

品名 IndiGo VIS-NIR
サイズ 86×45×53mm
重量 107g
センサー Sony CMOS IMX334 monochrome
Dim: 3840*2160
pixel size: 2µm
波長範囲 400‐1000nm
分解能 2.0nm以下
スリット 15µm×3mm
グレーティング 300 Lines/mm
データ取得時間 1ms~3000ms
バッテリー 操作時:10時間 スタンバイモード:24時間
出力形式 .txt .spc
電源 5V 750mA
温度 動作時:0°C ~- 30°C   保管時:-10°C ~- 40°
湿度 0%~90%結露しないこと
インターフェース USB-C or 5.0 Bluetooth
対応機種 PC
アプリ Google Playよりダウンロード可能
Google Play

※1:iPhone,iPadなどのiOSデバイスには対応していません。

技術情報

モジュールの詳細

(1) 光ファイバーモジュール

光ファイバーモジュールは、SMAファイバーを接続することができます。SMAファイバーを直接接続することでSN比の良い測定が可能になります。
既存のSMAファイバー対応アクセサリ(光源、セルフォルダーなど)を合わせて使用することで、透過測定や反射測定などの様々な実験環境を構築することができます。

※こちらはindigoVIS-NIR購入時に付属致します。

 indigo-fluo-SMA.jpg
(2) UV光源モジュール

UV光源モジュールは、前方にUV光を照射するLEDが搭載されたオプションモジュールです。
本体をサンプルに向けた状態でモジュール側面にあるボタンを押すことで、サンプルの紫外線領域の反射・吸収スペクトルを測定できます。
UV光源モジュールは波長別に3つのタイプがあります。

モデル 波長
UVA 365nm
UVA-B 365+300nm
UVA-C 365+255nm


indigo_liquid_unit.png indigo_liquid_unit.png

(3) 化学薬品(液体)用モジュール

化学薬品(液体用)モジュールは、12.5×12.5mmの標準サイズのガラスセルが挿入できるオプションモジュールです。
液体サンプルの入ったセルホルダーを入れるだけで簡単にスペクトル測定をすることができます。
最大2つの異なる光源をカスタマイズすることも可能でき、液体サンプルの透過・吸収スペクトルと蛍光スペクトルの測定が可能です。

indigo_liquid_unit.png

材料の判定手順

①判定対象(リファレンス)のスペクトルを測定し、データベースに登録
②測定対象のスペクトルを測定
③測定したスペクトルをリファレンスのスペクトルと比較し、測定対象の測定結果を出力

測定画像

吸収スペクトルの測定方法

①USB type CでIndiGoとパソコンを接続します
②IndiGo fluoのスイッチをONにします
③SpectroLabを開く(IndiGoは自動的に接続します)
④「White Source」を選択する
⑤画面左の「Camera parameters」から露光時間(Exposure time)とゲイン(Gain)を設定します ※変更後「Save」ボタンをクリックします
⑥画面左の「Source」から「None」を選択します ※IndiGoに光が入らない状態であることを確認します
⑦「Dark」ボタンをクリックし緑色に点灯することを確認します
⑧IndiGoにリファレンス用のキュベット(空の状態)を入れます
⑨画面左の「Source」から「White」を選択します
⑩「Reference」ボタンをクリックし緑色に点灯することを確認します
⑪リファレンス用キュベットを取外します
⑫サンプルが入ったキュベットをIndiGoに入れます
⑬「Capture」ボタンをクリックします

PDF資料ダウンロード

小型分光器 Indigo VISーNIR

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