小型分光器 IndiGoシリーズ
GoyaLab社
近赤外分光器 IndiGo NIR
製品構成
2つのモジュールから選び付け替えることが可能です。
アプリケーションに合わせ、以下2つのモジュールから選び付け替えることが可能です。
個体から液体まで様々なアプリケーションに対応します。
- NIR反射モジュール
- 化学薬品(液体)用モジュール
製品の特徴
近赤外範囲を測定可能
波長範囲700~1050nmをカバーし反射、吸収、透過スペクトルを測定できる小型分光器です。 スマートフォンまたはPCで接続しするため現場へ持ち運びが容易です。
・低価格
複雑な知識は不要でシンプルで安価なため使い易い分光器です。
新しい通信技術により、モバイルかつ手頃な価格の分光測定ツールをご提供します。
・PC用ソフト・スマートフォン用アプリ付き
PC接続用ソフト、また携帯接続用アプリ「SpecgtroLab」が付属します。用途に合わせ場所を選ばずにどこでも測定することが可能です。
・用途に合わせたアタッチメントをご用意
個体サンプルから液体までアプリケーションに合わせてモジュールを付け替えることで、1台で幅広い用途に使用することが可能です。また標準装備としてSMAコネクタを搭載しておりファイバーの接続も可能です。
またその他ご要望に合わせたカスタムも柔軟に対応します。
機能紹介(パソコン操作)
シンプルで分かりやすいIndigoソフト「SpectroLab」が付属します。
- スペクトルのチャンネル設定
- カーソルの表示
- スペクトルの色表示
- X軸X軸のオートスケール
- スペクトルの正規化
- 波形のスムージング
- 計算機能(2つのスペクトルの足し算/引き算しグラフへ表示)
- グラフの保存(.csvファイル)
製品情報
仕様
※1:iPhone,iPadなどのiOSデバイスには対応していません。
技術情報
アタッチメントの詳細
(1) NIR反射モジュール
近赤外光源(700~1100nm)を搭載しており反射測定が可能です。またサファイアウィンドウを内蔵し赤外線をより透過することで
より精度の高い近赤外の測定が可能です。
- アプリケーション -
- 食品のたんぱく質、デンプン、水などの成分測定
(3) 化学薬品(液体)用モジュール
化学薬品(液体用)モジュールは、ガラスセルが挿入できるオプションモジュールです。
液体サンプルの入ったセルホルダーを入れるだけで簡単にスペクトル測定をすることができます。
近赤外光源を搭載しており、近赤外領域の液体サンプルの透過・吸収スペクトルと蛍光スペクトルの測定が可能です。
- アプリケーション -
- アルコールや液体の成分測定
- 溶液の蛍光分析
材料の判定手順
①判定対象(リファレンス)のスペクトルを測定し、データベースに登録
②測定対象のスペクトルを測定
③測定したスペクトルをリファレンスのスペクトルと比較し、測定対象の測定結果を出力
吸収スペクトルの測定方法
①USB type CでIndiGoとパソコンを接続します
②IndiGo fluoのスイッチをONにします
③SpectroLabを開く(IndiGoは自動的に接続します)
④「White Source」を選択する
⑤画面左の「Camera parameters」から露光時間(Exposure time)とゲイン(Gain)を設定します ※変更後「Save」ボタンをクリックします
⑥画面左の「Source」から「None」を選択します ※IndiGoに光が入らない状態であることを確認します
⑦「Dark」ボタンをクリックし緑色に点灯することを確認します
⑧IndiGoにリファレンス用のキュベット(空の状態)を入れます
⑨画面左の「Source」から「White」を選択します
⑩「Reference」ボタンをクリックし緑色に点灯することを確認します
⑪リファレンス用キュベットを取外します
⑫サンプルが入ったキュベットをIndiGoに入れます
⑬「Capture」ボタンをクリックします
PDF資料ダウンロード
小型分光器 IndiGo fluo
ダウンロードお問い合わせ
- 性能、コスト、納期を満たす光学機器をお探しですか?
- 製品のデモ実演をご希望ですか?
- 製品に関する詳しい資料をご希望ですか?
- 標準仕様以外の特殊用途への対応をご希望ですか?
可視分光器・照度計の製品一覧
メーカー名
小型分光器 IndiGoシリーズ
関連技術情報
注目の記事
機械学習/ディープラーニングを活用したスペクトル解析
「プラスチックの選別」に革新!
近赤外分光がプラスチックのリサイクルに貢献
ハイパースペクトルカメラ導入の費用対効果は?
【第1回】光学機器商社がレタスで実験してみた!
種まき編