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医療分野における
ハイパースペクトルカメラの活用

2018.11.02 |  IoT , ハイパースペクトルカメラ , 医療分野

近年、ますますの発展を見せる医療分野。
医師でも診断が難しいガンをAIが短時間で見抜くなど、既存の技術を医療分野へと活用することで、新しい価値を生み出そうという研究が進められています。

今回、これまで主に製造業の分野で用いられてきた「ハイパースペクトルカメラ」の活用法についてお話します。
ハイパースペクトルカメラを用いることで、人の目では違いのわからない錠剤の判別が可能になります。

錠剤の判別と人体組織の酸素量は、一見、関連性のない事柄のように見えますが、実は「目に見えない物体の状態を見抜く」という点においては共通しています。

ハイパースペクトルカメラは「目に見えない波長情報の取得」を得意としています。
製薬工場や、実際の医療現場で、ハイパースペクトルカメラがどのように活用できるのか、事例や展望などをお話いたします。

錠剤の判別

ハイパースペクトルカメラを用いることで、そうした「見た目では違いがわからない錠剤」を判別することができます。
左の画像をご覧ください。

錠剤の判別

こちらは通常のカメラで撮影された画像で、目視で確認した場合とほとんど同じ状態です。
構成成分はまったく異なる錠剤ですが、見た目の色や形はよく似ています。
そのため、左の画像のように混ざった状態では2つの錠剤を見分けることは難しいでしょう。

しかし、右の画像では2つの錠剤がはっきりと区別されています。
こちらは、ハイパースペクトルカメラによって撮影された擬似カラー画像です。

人間の目では判別できない違いをもった錠剤も、ハイパースペクトルカメラで撮影することにより、その違いを可視化することができます。

また、ハイパースペクトルカメラは異物混入防止にも役立ちます。
こちらの記事では、食品産業分野での事例や活用法を紹介しております。

そしてIoT化へ

製造現場からのデータの流れ

今後研究が進み、益々データの蓄積が進むことで、私たちが病院でハイパースペクトルカメラを見る日も遠くは無いのだろうと思います。

錠剤の判別だけでなく、他にも人体組織の情報獲得といった先進的な研究も行われており、可能性は広がり続けています。

これから先は、ハイパースペクトルカメラが医療分野でのIoT化に貢献できるかもしれません。

IoTの広まりとともに、センサー需要の拡大が予想されます。

センサーは熱や振動、圧力といった人間の見えない情報を、人間が認識できる信号へと変換する役割を担っています。
そうした意味においては、ハイパースペクトルカメラもセンサーであると言えるでしょう。

IoTは獲得したデータを必要な場所へと還元していく仕組みそのもの。

そういった意味においては、蓄積したデータを活用するIoTとハイパースペクトルカメラは相性が良いといえるでしょう。

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