レーザーダイオードシリーズ
Aerodiode社

1310nmレーザーダイオード (10mW-500mW)

ファイバーカップリングレーザーダイオード

中心波長1310nmの近赤外ファイバーレーザーです。
主な用途として、通信や3Dセンシングの研究開発に活用されています。

本ファイバーカップリングレーザーダイオードは、弊社で取り扱っているAerodiode社製のレーザーダイオード用電源で駆動することが可能です。

例えば、本ファイバーカップリングレーザーダイオードをAerodiode社製のレーザーダイオード用電源CCSを組み合わせて使用いただいた場合、1nsのパルス幅のシングルショットからCWまでを制御することが可能となります。
各出力のファイバーカップリングレーザーダイオードがどのレーザーダイオード電源に対応しているかは、製品情報を参照ください。

メーカー製品ページ :1310 nm laser diode

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製品の特徴

7つの出力ラインアップ(DFBシングルモード:10mW、40mW、100mW、190mW , 300mW, FP : 350mW、500mW)
狭いパルス幅(1nsまで）に対応

製品情報

モデル一覧アプリケーション技術情報 PDF資料
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モデル一覧

model	技術	出力 (CW)	中心波長	放射線幅	パワー (パルス)	電流/電圧	パッケージ	出力ファイバ
1	10 mW	DFB Single-frequency	1310 nmまたは1270～1655 nmの任意の波長を選択	＜ 2 MHz	15 mW	60 mA /1.6 V	14pinバタフライタイプ1 (アイソレータ付き)	9µmシングルモードCorning SMF28 PM15-U25D または同等品
2	40 mW		1310 nmまたは1270～1655 nmの任意の波長を選択	＜ 200 kHz	60 mW	140 mA /1.6 V
3	100 mW		1310 nm	＜ 100 kHz	150 mW	325 mA / 1.8 V
4	190 mW			＜ 100 kHz	200 mW	650 mA / 2.4 V
5 a	300 mW			＜ 500 kHz	350 mW	900 mA / 2.8 V
5 b	350 mW	Fabry-Pérot with optional Bragg grating		~5-10 nm ~0.1 nm with optional Bragg	500 mW	1200 mA / 2.0 V	14pinバタフライタイプ1	Hi1060 or PM1300
6	500 mW	Fabry-Pérot with optional Bragg grating		~5-10 nm ~0.1 nm with optional Bragg	650 mW	1650 mA / 2.0 V	14pinバタフライタイプ1	Hi1060 or PM1300

アプリケーション

通信
3Dセンシングの研究開発

技術情報

GUIソフトウェア

Aerodiode社のLD電源を使用した場合、電源に付属するソフトウェア―でレーザーダイオードを制御することが可能です。また、LabView、DLL、Hexa、Pythonなどのライブラリも用意されています。

LD/ドライバー製品の選択

Aerodiode社はレーザーダイオードだけでなく、各種ドライバーも用意しており、レーザーダイオードと組み合わせてご提供することが可能です。
以下のStepに沿ってお選びいただけます。

Step 1.LDモデルの選択

1：10 mW DFB バタフライシングルモード
2：40 mW DFB バタフライシングルモード
3：100 mW DFB バタフライシングルモード
4：190 mW DFB バタフライシングルモード
5a：300 mW DFB バタフライシングルモード
5b：350 mW Fabry-Pérot with optional Bragg grating
6：500 mW Fabry-Pérot with optional Bragg grating

Step 2.ドライバーの選択

0：ドライバー無し（LD単体）
1： CCS-CW or CCS-CW-HP2 (CW driver)
2： CCS-std (Pulse and CW Driver)
LN: 超低ノイズドライバー
3： SHAPER (pulse only with user design pulse shape)

	1290nm LDのモデル	LDドライバーのバージョン
	1290nm LDのモデル	CW Driver	CW-HP2 Driver	Ultra Low noise CW Driver	Pulse & CW Driver	User design pulse shape Driver
出力強度（CW/Pulse（代表値））	1: 10mW(DFB)	10 mW / No	No	10 mW / No	10 mW / 15 mW	No / 15 mW
	2: 40mW(DFB)	40 mW / No		40 mW / No	40 mW / 60 mW	No / 60 mW
	3: 100mW(DFB)	100 mW / No		100 mW / No	100 mW / 120 mW	No / 120 mW
	4: 190mW(DFB)	200 mW / No		200 mW / No	190 mW / 200 mW	No / 200 mW
	5a: 300 mW(DFB)	300 mW / No		300 mW / No	300 mW / 350 mW	No / 350 mW
	5b: 350 mW(FP)	No	350 mW / No	350 mW / No	250 mW / 500 mW	No / 500 mW(typ)
	6: 500 mW(FP)	No	500 mW / No	500 mW / No	250 mW / 650 mW	No / 650 mW(typ)
レーザーダイオード温度範囲	Any	15 - 50 ℃
CWまたはPEAK電流変調/帯域幅		Yes - 100 Hz		100 Hz (300 kHz 変調帯域幅の特別バージョンも利用可能 - お問い合わせください)	Yes - 100 Hz	No
パルス幅 (外部トリガ)		CW only	CW only	CW only	0.5 ns - CW	0.5 ns - 8 µs
パルス幅 (内部パルスジェネレータ)					0.5 ns - 500 ns	0.5 ns - 8 µs
立ち上がり/立下り時間代表値 ; 最小光パルス幅					3 (ns/A) ; 1.5 ns	＜ 1 (ns/A) ; 1.5 ns
内部繰り返し周波数					1 Hz - 4 MHz (250 MHz option)	1 Hz - 20 MHz
時間的なジッタ					＜ 8 ps	＜ 2 ns (クロック同期で8ps)
パルスモードにおける調整可能なCW電流オフセット					Optional	No
Interface/GUI/libraries		USB - Windows 7/10 - DLLs - Hexa/Linux - Labview - Python (LINUX)

Step 3.製品形態

0：ドライバー無し（LD単体）
1： OPEN-FRAME (オープンフレームでのご提供）

2： INTEGRATED Version (内蔵型：ターンキーバージョンでのご提供）

Step 4.ファイバー

1：SMF（SMファイバー）
2：PMF（PMファイバー）

オプション

製品名	製品画像	特徴
モデル1〜4, 5a,5b,6用PMファイバー		このオプションでは、モデル1〜4, 5a,5b,6に偏波保持ファイバーが付属します。コネクターキーも光の偏光も、スロー軸に沿って配置されている（この業界では標準的な構成）。最大出力は通常、オプションなしのレーザーダイオードより～20％低い。
3mm光学コリメーター		レーザーダイオードの波長に最適なARコーティングを施した、ビーム径3mmの小型コリメーターです。
250 MHz繰り返し周波数		「パルス＆CW」レーザーダイオードドライバーと「パルス＆CW」レーザーダイオードモジュールのみ、オプションで250 MHzの内部パルス発生器（4 MHzまたは10 MHzの代わりに）を使用できます。
Benchtop version		当社のモジュールはすべて、OEM統合に理想的な製品です。このオプションは、製品をベンチトップとして使用する際に、より多くの機能を追加します：ユーザー用のキー、前面のオン/オフスイッチなど。このオプションは、CCSIおよびCCSI-CW統合モジュールでのみ利用可能です。
モデル5または6用ファイバーブラッググレーティング		本オプションでは、FBG（Fiber Bragg Grating）をバタフライモジュールから約1m離れたファイバー内に設置したモデル5を提供します。 FBGで発生する逆反射が小さいため、中心波長1310nmで非常に安定した狭い発光スペクトルを得ることができます。中心波長許容差は1310±5nmから1310±1.0nmになります。 FBGは波長を1310nmに "固定 "しているため、レーザーダイオードのチップ温度を調整することで波長を変えることはもう不可能です。ブラッググレーティングを使用した場合、スペクトルや偏光はより安定で、ノイズレベルは標準的なファブリペローよりも少し高く、DFBよりもはるかに高いです。 FBGは波長をロックするのに数10nsかかることに注意してください。非常に短いパルスの場合、パルスの最初の部分は効率よくロックされず、この部分の波長はFBGがない場合と同じになることがあります。