分光分析用光源
紫外線
「紫外・可視分光法」のような、試料に紫外線を照射する分光分析にマッチする製品です。
成分の定性・定量分析、透過率測定などで用いられます。具体的には比色分析による試料の成分量測定、フィルムやフィルターなどの光学部品の透過率測定などでご使用いただけます。
可視光線
製品の色の品質管理など「色の分析」で大きな力を発揮する可視分光用途でご使用いただける製品です。
赤外線
「近赤外分光法」による食料品、製薬、紙、建材などの非破壊検査。
「赤外分光法」による液体、ガスの成分分析などでご使用いただける製品です。
広帯域
一般的な分光器は、紫外〜可視光〜赤外にかけて、幅広い波長領域をカバーしていることから「分光分析用光源」もブロードな光(=広帯域)が好まれます。
こうした事情から、当ページ掲載の「広帯域の光源」は、分光分析用途において、多くのお客様にお選びいただいています。
光源をお選びの際には「使用する波長帯域の出力がカバーされていていること」はもちろん「使用する波長帯域で出力がフラットか(光が安定しているか)」という点も併せてご確認ください。
波長可変
「ブロードな光もピンポイントな光も同時に出力したい」こうしたケースでは、波長可変光源が重宝します。
「波長可変」という名前の通り、波長可変光源はソフトウェア等で光源が出力する波長をコントロールできるため、分光分析時にも狙った波長帯域の光を照射できます。