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非破壊検査向け UV照射器(ランプ) SUPERLITE I04

照明光源

非破壊検査向け UV照射器(ランプ) SUPERLITE I04

非破壊検査向け UV照射器(ランプ) SUPERLITE I04
非破壊検査向け UV照射器(ランプ) SUPERLITE I04
LUMATEC

蛍光探傷、磁粉探傷用UV光源装置

SUPERLITE I04は水銀ランプを採用した非破壊検査、蛍光探傷検査用のUV光源装置です。ファイバーにはLumatec社純正の液体ライトガイドを採用することで高い透過率、高出力を実現しています。また内部にUVAと白色を切り替えるフィルターを内蔵しているため使用するアプリケーションによって光の波長の切り替えが可能です。
また本製品は非破壊検査、蛍光探傷の規格と用いられるASTM-E1417-16に準拠しているため、航空機エンジンや自動車部品の検査など高い水準が用いられる現場でご使用いただけます。

製品の特徴

  • UVAと白色光を切り替え可能
  • 液体ライトガイドを採用
  • ASTM-E1417-16に準拠

製品情報

仕様

電源 100-240VAC
消費電力 150W
内部制御電圧 24VAC
寸法(幅×高さ×奥行) 175×140×260mm
重量 3.8 kg
動作温度 10℃~35℃
保管温度 -10℃~60℃

光出力

波長 出力 強度
UVA 320-400nm 3000mW 15000mW/cm2
Violet 400-700nm 2500mW 12500mW/cm2

アプリケーション

  • 蛍光探傷
  • 非破壊検査
  • UV硬化樹脂、接着剤

技術情報

★ASTM-E1417-16について

標準化された非破壊検査および蛍光探傷では高強度のUVA光の出力に加えて、白色光を抑えることが求められます。これは白色光のコンタミと呼ばれ、より正確に検査するためにはこのコンタミを抑えた純度の高いUVA光が必要となります。

なぜ可視域の出力が制限されているのか?

高強度のUVA光は蛍光探傷用途に置いて十分な蛍光を生み出します。一方で可視光はUVA光によって生み出される蛍光シグナルを隠してしまうことがあるので出来る限り抑えることが求められます。
UV光の強度はμW/cm2もしくはmW/cm2で測定されますが、白色、可視光は異本的にfootcandle(fc)もしくはlux(lx)で測定されます。fcとlxの比率は1fc=10.76lxとなります。

もっとも一般的に使用されているFPI(蛍光探傷)の規格ASTM1417-16は以下の基準を設けています。

  • 光源からセンサーまでの測定距離:15インチもしくは38cm
  • 最小UV-A強度:1000μW/cm2(1mW/cm2)
  • 最大可視出力:2fc (21.5 lx)

これらの条件を踏まえて、以下のデータはLumatec社の各光源装置にΦ5mm×1500mmのライトガイドを接続した際の出力値です。測定はライトガイド先端から15インチ(38㎝)の距離で測定されました。

ASTM-E1417-16 Spec SuperliteI04 SuperliteI05 DCE
UV-A出力強度 min. 1000μW/cm² 3000μ/cm² 1500μW/cm²
白色光コンタミネーション max. 2 fc 0.2 fc 0.1fc

I04およびI05 DCEの両モデルともに基準をクリアするUVA光の出力を実現し、かつ可視光は許容される強度以下の出力であることが表から見て取れます。

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非破壊検査向け UV光源装置 SUPERLITE I04

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