HySpexシリーズ
NEO×ハイパースペクトルカメラ

ドローン対応ハイパースペクトルカメラ　HySpex Mjolnir (ミュルニル)

ドローン搭載可

高分解能、高速性に加え、軽量かつ低消費電力。
UAV用に開発されたハイパースペクトルカメラです。

HySpex　Mjolnir(ミュルニル）は、ノルウェー、フランスの各国防省との契約により開発された航空撮影用カメラで、ハイパースペクトルカメラの飛行撮影に必要なシステムをすべて内蔵しています。

様々なUAVと互換性があり、地上での三脚撮影にも対応しています。システムは地上からの通信制御が可能です。

UAV製品構成

UAV-BFD XQ-1400S

GIMBAL

ナビゲーションシステム
APPLANIX APX-15/20 UAV

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カタログ

製品の特徴

測定波長範囲：400~1000nm / 970～2500nm / 400～2500nm
高度な飛行計画のための地上制御ソフトウェア
風に対する高い安定性
バッテリ内蔵
ドローンカメラを統合したソフトウエア
フィールド撮影にも対応

ハイパースペクトルカメラHySpex Mjolnirを回転ステージ付きの三脚に取り付けることで、フィールド用システムとしてご使用頂くことも可能です。

製品情報

仕様アプリケーション PDF資料
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仕様

品番	V-1240	S-620	VS-620
製品画像
測定波長範囲［nm］	400-1000	970-2500	400-2500 400-1000 \| 970-2500
空間画素数	1240	620	620 1240 \| 620
スペクトルチャネル数	200	300	490
スペクトルサンプリング波長分解能［nm］	3.0	5.1	3.0 \| 5.1
FOV(視野角)	20°
ピクセルFOV across/along［mrad］	0.27/0.27	0.54/0.54	0.54/0.54 0.27/0.54 \| 0.54/0.54
bit数	12bit	16bit	12bit \| 16bit
ノイズフロア	2.3e^-	80e^-	2.3e^- \| 80e^-
ダイナミックレンジ	4400	10000	4400 \| 10000
ピークSNR （at full resolution）	> 180	> 900	> 180 \| > 900
最大フレームレート（at full resolution）	285fps	100fps	285fps｜100fps
消費電力（*）	50W
寸法（長さ×幅×高さ）［mm］(*)	250×175×170	254×175×170	374×202×178
重量(*)	＜4.0kg	＜4.5kg	＜6.0㎏

※IMU/GPS,DAUを含みます。

リアルタイム空中ハイパースペクトルカメラ用ソフトウェア

ドローン、ハイパースペクトルカメラ、ソフトウェアが統合された、ハイパースペクトルイメージングに革新をもたらすソリューションです。ドローンに搭載されたハイパースペクトルカメラにより500MB/秒で収集したデータのリアルタイム処理を実現しています。

動画では、ハイパースペクトルカメラを搭載したシステムがギリシャで飛行している様子を、衛星回線を通じてノルウェーの地上局にリアルタイムで映し出しています。

リモートセンシングに革新をもたらす「リアルタイムデータ処理」を実現

ドローン、ハイパースペクトルカメラ、ソフトウェアが統合されており、以下のリアルタイム処理が可能です。

表面モデルの作成
位置情報を含むハイパースペクトルデータ
大気補正
鉱物マッピングの実行
地上基地局で3Dデータの作成

このソリューションにより、鉱物の組成を即座に特定したり、環境の変化をリアルタイムで追跡することが可能になります。用途はそれだけにはとどまらず、以下の分野での活用も期待されています。

農業：農作物の精密モニタリング、管理
森林管理・保全：森林の健康状態や災害による被害の即時検知
環境モニタリング：環境汚染や気候変動のリアルタイム追跡
防衛・セキュリティ：迅速な状況把握と意思決定

m4ming

ハイパースペクトルカメラメーカーのNEO社およびスペクトル解析ソフトウェアを取り扱うPrediktera社は、「m4mining Horizon Europe」プロジェクトに参加しています。m4miningは、鉱山の探査、採掘、再採掘、そして環境への影響をモニタリングする際の、物質の特性評価を向上させることを目指しています。

m4miningは、この分野における世界をリードする他の組織と協力し、UAVによるリアルタイムな鉱物分類を実現し、地上での意思決定者がスムーズに3Dデータを確認できるようにすることを目標に掲げ、リモートセンシングの活用に革新を起こすことを目指しています。
m4miningの詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。