HySpexシリーズ
NEO×ハイパースペクトルカメラ
シリーズ製品一覧
HySpexシリーズはNEO社が提供するハイパースペクトルカメラです。
NEO(エヌ・イー・オー)社は、1985年にノルウェーに電気光学の分野における研究会社として設立され、現在ではノルウェー最大の独立研究機関に成長しました。
NEOでのハイパースペクトルイメージング分野における活動(ESAのための小型衛星用ハイパースペクトルイメージャプロジェクト)は1995年に始まりました。
以降、NEO社は光計測領域におけるリーディングカンパニーとして、国防省およびノルウェー研究評議会による資金提供を受けており、さらにいくつかのEUプロジェクトに参加しています。
シリーズ製品比較
「ハイパースペクトルカメラHySpex」は航空機から実験室、野外およびイメージング分光法の工業用途に至るまでの幅広い用途に対応する、堅牢で高性能なハイパースペクトルカメラです。(左図)
「ハイパースペクトルカメラHySpex Mjolnir(ミュルニル)」(下図)はドローン搭載用に製作されました。
そのため、コンパクトかつ消費電力が低いことが特徴です。
さらに、HySpexシリーズには、産業用途に適した「HySpex Baldur」が追加されました。
最大1000fpsと非常に高速であることが特徴で、インラインへの組み込みに最適なハイパースペクトルカメラです。
比較表
製品名 | ハイパースペクトルカメラHySpex | |||
---|---|---|---|---|
製品画像 | ||||
品番No. | VNIR-1800 | VNIR-3000N | SWIR-384 | SWIR-640 |
測定波長範囲[nm] | 400-1000 | 930-2500 | 960-2500 | |
空間画素数 | 1800 | 3000 | 384 | 640 |
バンド数 | 186 | 300 | 288 | 360 |
波長分解能[nm] | 3.26 | 2.0 | 5.45 | 4.38 |
FOV (視野角) |
17° | 16° | ||
最大フレームレート | 260fps | 117fps | 400fps | 140fps |
製品名 | ハイパースペクトルカメラHySpex Mjolnir(ミュルニル) | ||
---|---|---|---|
製品画像 | |||
品番No. | V-1240 | S-620 | VS-620 |
測定波長範囲[nm] | 400-1000 | 970-2500 | 400-2500 400-1000 | 970-2500 |
空間画素数 | 1240 | 620 | 620 1240 | 620 |
バンド数 | 200 | 300 | 490 |
波長分解能[nm] | 3.0 | 5.1 | 3.0 | 5.1 |
FOV (視野角) |
20° | ||
最大フレームレート | 285fps | 100fps | 285fps | 100fps |
製品名 | ハイパースペクトルカメラHySpex Baldur | ||
---|---|---|---|
製品画像 | |||
品番No. | V-1240N | S-620iN | S-384N |
測定波長範囲[nm] | 400-800/430-820/485-960/400-1000 | 950-1730 | 960-2500 |
空間画素数 | 1024 | 640 | 384 |
バンド数 | 72/72/88 | 232 | 178/204/231 |
波長分解能[nm] | 5.5 | 3.36 | 5.45 |
FOV (視野角) |
16°/ 40° | ||
最大フレームレート | 1000/1000/800fps | 500fps | 400fps |
他詳細仕様につきましては、各製品ページでご覧ください。
ハイパースペクトルカメラHySpexはこちら。
ハイパースペクトルカメラHySpex Mjolnir(ミュルニル)はこちら。
ハイパースペクトルカメラHySpex Baldurはこちら。
シリーズ製品紹介
衛星用ハイパースペクトルカメラ HyperNOR
- SWIR領域で30mを超える分解能
- 50kg未満の小型衛星に適合したカメラ
- デュアルスリットにより高分解能・低SNRを実現
ノルウェーのハイパースペクトルカメラメーカー NEO社はノルウェー宇宙機関から資金提供を受け、欧州宇宙機関(ESA)のプロジェクトで衛星プラットフォーム用のハイパースペクトルカメラ「HypserNOR」の開発を進めおり、2024年にTR5の技術検証を予定しています。 SWIR領域で30mを超える分解能と、50kg未満の小型衛星に適合したカメラの開発がコンセプトとなります。 民間衛星での使用を視野に入れており、すでにいくつかのプロジェクトが進行しています。 日本での販売も予定しております...
製品詳細ハイパースペクトルカメラ HySpex Baldur
- 高いフレームレート、S/N
- 全モデルで20%以下のキーストーン、スマイル値
- 内部/外部トリガー対応
- NIST及びPTB規格とのトレーサビリティ
- すべてのカメラで波長範囲内の中心波長が同一に設定
- サードパーティのソフト、ハードへの接続可能なSDK、ライブラリ付属
- 高感度:HySpex シリーズのClassicモデルの4倍の光感度
HySpex Baldurは産業向けに開発されたモデルです。 光感度を上げることで撮影速度が上昇しており、高速ソフトウェア&インライン導入支援ソフトウェアが用意されています。
製品詳細ドローン対応 ハイパースペクトルカメラ HySpex Mjolnir (ミュルニル)
- 測定波長範囲:400~1000nm / 970~2500nm / 400~2500nm
- 高度な飛行計画のための地上制御ソフトウェア
- 風に対する高い安定性
- バッテリ内蔵
- ドローンカメラを統合したソフトウエア
- フィールド撮影にも対応
HySpex Mjolnir(ミュルニル)は、ノルウェー、フランスの各国防省との契約により開発された航空撮影用カメラで、ハイパースペクトルカメラの飛行撮影に必要なシステムをすべて内蔵しています。 様々なUAVと互換性があり、地上での三脚撮影にも対応しています。システムは地上からの通信制御が可能です。
製品詳細ハイパースペクトルカメラ HySpex Classic
- 高いS/N比
- 高い空間解像度、フレームレート
- 可視、近赤外の波長範囲に対応した製品ラインナップ(400~1000nm/930~2500nm/960~2500nm)
- 撮影条件に応じた豊富なアクセサリー
HySpex Classicは、フィールド、実験室、および航空機アプリケーション向けに開発されたハイパースペクトルカメラです。空間解像度やS/N、最大フレームレートなどに特徴を持ったラインナップとなっています。 三脚やステージ、航空機用のマウントも用意しており、撮影環境を問わず幅広く対応することが可能です。
製品詳細ハイパースペクトルイメージング用ソフトウエア
Breeze / Breeze runtime
Breeze:アプリケーション開発 Breezeはハイパースペクトルカメラでスキャンした対象物の波長情報をリアルタイムに収集、分析することができるハイパースペクトルイメージング用ソフトウエアです。使いやすいソフトウエアで、容易に設定、分析を行うことが可能です。 Breeze runtime:プロセス分析 Breeze runtimeは、OEM、マシンインテグレーター向けのハイパースペクトルイメージング用ソフトウエアです。リアルタイムに「分類」、「定量化」、「識別」、「分析」が可能なため...
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