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SLD光源 【Multi-SLED】広帯域・波長可変タイプ用途例

CWDM/DWDM向け光通信コンポーネントの評価

CWDM/DWDM向け光通信コンポーネントの評価

評価装置としての光スペクトラムアナライザへの組み込み、OEMでのご提供も可能です。

SLD光源 【Multi-SLED】広帯域・波長可変タイプ製品詳細

WDM(Wavelength Division Multiplexing)とは

光通信には波長分割多重方式(WDM)という技術があり、複数の通信波長を使うことで大容量の信号伝送を可能にします。WDM技術には2つの方式あり、波長間隔を広くし信号量は少ないがシステムを安価にできる方式をCWDM(Coarse WDM)、波長幅と間隔を狭くし、大容量長距離伝送に適したDWDM(Dense WDM)と言います。光通信ではO,E,S,C,L,U-バンドと呼ばれる通信波長が使用されており、WDM技術の発展により実用レベルで使用できる波長は増えています。

CWDM/DMDM向けの光通信部品のパラメータと評価について一部ご紹介します。

波長分散(CD:Chromatic Dispersion)

波長により光通信を通過する光信号の伝搬時間が異なる現象を「波長分散」と言います。これは光ファイバーの材料分散と構造分散が起因します。波長分散により光パルス幅が広がるとWDM通信の劣化に影響を及ぼしてしまうため、光通信用ファイバーにとって重要なパラメータの一つです。

偏波モード分散(PMD:Polarization Mode Dispersion)

光ファイバのコア形状がわずかに楕円化している場合や外部からの応力(環境的な温度変化や機械的な振動)
などで生じるランダムな複屈折が原因で、2つの直交する光の偏波モード成分間に伝搬時間差が生じる事。高速伝送になるほど伝送距離制限の大きな要因となる為、光信号の劣化の主要な原因になります。

光パルス試験器(OTDR:Optical Time Domain Reflectometer)

OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)は、光ファイバーの伝送損失や距離測定、断線箇所の検出を評価する測定器です。光ファイバーの敷設工事や保守工事のときに使用されます。

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