インライン・ロボットビジョン向け 高速3Dスキャナー
LOM High Speed 3D Sensor Series
製品の特徴
高速な3Dスキャンスピード
最大10kHzでスキャンが可能な高速産業用CMOSセンサーと高性能のARMベースのシステムオンチップ(SoC)により、2048×1088ピクセルの解像度で333フレーム/秒、2048×32ピクセルのサイズで7435フレーム/秒でのスキャンが可能です。
また、リアルタイムで処理された3Dデータは、GigE(ギガビットイーサネット)経由で高速転送されます。
光沢などサンプルの表面に依存しない計測
青色レーザー光を用いたOptomotive社の独自光学設計により、サンプルの表面に依存せず高い精度を実現します。
簡単で汎用的なインターフェース
接続はGigE(ギガビットイーサネット)を採用、規格は汎用性の高いGenICam規格に準拠しているので、一般的なGenAPIを使用してカメラの制御が可能です。
充実したハードウェア/ソフトウェア開発環境
FPGAに、ユーザーがプログラム可能な領域を設けており、この領域は、Xilinx社のVivado toolsで容易に編集することができます。
これにより、ユーザーは、通常の3Dデータ処理後に追加の処理を実行させた結果をカメラから得ることが可能になります。
産業ライン内の過酷環境にも対応
IP67を取得しており、防塵の侵入に対しての完全な防護と、高い防水性能を誇っています。
製品情報
モデル一覧
仕様
イメージセンサー | 有効ピクセル数 | 2048×1088 |
---|---|---|
プロファイルポイント数 | 2048 | |
有効エリア | YES, with 8 pixel increments | |
フレームレート | 331-10000 FPS | |
シャッター | 20μS-100ms, 21ns increments | |
ダイナミックレンジ | 最大90dB | |
特徴 | トリガーモード | Free running, trigger, overlap, pulse width |
トリガー機能 | Delay0-1000ms LP Filter 1.5Hz - 100kHz | |
プロセッサー | Zynq 7020 with Dual 750Mz ARM Cortex A9 | |
揮発性メモリ | 512MB LPDDR2 | |
不揮発性メモリ | 32MB QSPI flash, 4GB eMMC | メカ機構 | 動作温度 | -20℃-50℃ |
重量 | <1kg | |
プロテクション | IP67(コネクタ接続時) | 電気特性 | 入力電圧 | 9-36V DC |
消費電力 | 6W | |
イーサネット | 10/100/1000BASE-T 8 pin X-coded M12 connector | |
光絶縁IO | 2x Input, 2x Output, ABZ Diff Encoder, 17 pin A-coded M12 connector |
アプリケーション
- ライン上を流れる工業製品のサイズ・傷・品質の検査
- ロボットアームのピッキング時のポジショニング検出
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高速3Dスキャナー LOM
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メーカー名
展示会情報
- 日時
- 2024年12月4日(水)~6日(金)
- 場所
- パシフィコ横浜
- 展示物
インライン・ロボットビジョン向け 高速3Dスキャナー
LOM High Speed 3D Sensor Series3Dロボットビジョン RC_VISARD
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