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製品-SLD光源(スーパールミネッセントダイオード)

シリーズ製品一覧

SLD光源は、光通信の波長帯域である1300〜1700nm付近の近赤外線の光を出力することができる、発光ダイオード(LED)と半導体レーザ(LD)の2つの特性を持った広帯域・高出力光源です。

LEDのように幅広いスペクトルを持ちながら、半導体レーザのように位相の揃った光を発することができ、より高輝度な輝きを放ちます。

加えて、コヒーレンス性が低く、ノイズを抑えられる点も特徴的です。
>>SLD光源についての詳しい説明はこちら

USB/RS232/Ethernetのいずれかの通信インターフェースから専用のGUIと接続することができ、SLD光源の出力や周波数の変調などを簡単に操作することができます。

波長範囲が広いものや高出力なものなど、様々なSLDを取り揃えておりますので、お客様のご要求に応じたSLD光源を選べます。

製品の用途

  • 光通信機器の評価
  • 光コヒーレンストモグラフィー(OCT)
  • FBGセンシング
  • 光学部材や装置の評価
  • シリーズ製品比較

    製品名(略称) Multi-SLED Single-SLED ISB1
    製品画像 SLED光源 SLD光源
    タイプ 広帯域・波長可変
    (1つの筐体に2~6個のSLDを搭載可能)
    単一波長
    SLD波長
    オプション
    830nm / 850nm / 880nm /
    1300nm / 1340nm / 1390nm /
    1430nm / 1480nm / 1550nm /
    1615nm / 1680nm
    770nm / 780nm / 780nm /
    810nm / 830nm / 850nm / 880nm /
    920nm / 930nm / 970nm / 1050nm /
    1300nm / 1340nm / 1390nm / 1430nm /
    1550nm / 1610nm / 1615nm / 1680nm
    FWHM 80~460 nm 15~110 nm
    光出力 ファイバー出力:10-40mW
    フリースペース:30-130mW
    ファイバー出力:1-50mW
    USB
    RS-232
    Ethernet

    ※各型番の波長範囲、FWHM、出力などの仕様詳細は製品ページでご確認ください。

    Multi-SLED 製品ページ

    Single-SLED ISB1 製品ページ


    導入例

    光通信機器の評価

    光通信には波長分割多重方式(WDM)という技術があり、複数の通信波長を使うことで大容量の信号伝送を可能にします。Multi-SLEDは通信波長のO,E,S,C,L,U-バンドを包括しているため、光通信で使用される光ファイバーや変調器などの光学部品のスペクトル挿入損失、色分散(CD)、偏波モード分散(PMD)を試験する光源として使用できます。
    詳細は、WDM(CWDM/DWDM)の評価と最適な光源を参照ください。

    光コヒーレンストモグラフィー(OCT)

    光コヒーレンストモグラフィー(OCT)

    OCTは光の干渉を利用した、内部の構造や断層を高分解能で撮影する技術です。近赤外光を利用するため非破壊・非接触で撮影することができ、網膜や血管の検査や多薄膜製品の欠陥検出などに使用されます。スペクトルドメインOCT(SD-OCT)ではより解像度・深度を実現するために広いスペクトルを高出力で照射できる光源が求められます。
    詳細はこちら:光コヒーレンストモグラフィー(OCT)用の光源

    FBGセンシング

    FBGは光ファイバーを使ったセンシングの技術で、電気センサでは測定が困難な厳しい環境下でのひずみや温度を計測することができます。多点でより広範囲をセンシングするためには、FBGを増やすための広範囲のスペクトルと長いファイバーで伝送ができる高出力の光源が必要です。
    詳細はこちら:FBGセンシング用の光源

    光学部材や装置の評価

    Multi-SLEDは広帯域かつ高出力で、指向性の高い光を照射可能な為、様々な光学部材や装置の特性評価用光源として最適です。またファイバ出力である為、導光し易く、光学系を組み上げる事が容易です。

    シリーズ製品紹介

    SLD光源【Single-SLED ISB1】単一波長モデル

    SLD光源【Single-SLED ISB1】単一波長モデル

    • 豊富な製品ラインナップ(中心波長オプション:770~1680nm)
    • 高出力:~50mW
    • FWHM:15~110nm
    • 低ノイズ:30dB(PMFアイソレーターを統合)
    • 専用GUIで簡単に操作可能
    • 複数の通信インターフェースで接続可能(USB、RS232、Ethernet)

    「Single-SLED ISB1」はドライバーが一体型となったスーパールミネッセントダイオード(SLD)光源です。 SLD光源は、光通信の波長帯域である1300〜1680nmの近赤外線の光を出力することができる、 発光ダイオード(LED)と半導体レーザ(LD)の2つの特性を持った広帯域・高出力光源です。 LEDのように幅広いスペクトルを持ちながら、半導体レーザのように位相の揃った光を発することができ、より高輝度な輝きを放ちます。 加えて、コヒーレンス性が低く、ノイズを抑えられる...

    製品詳細
    SLD光源 【Multi-SLED】広帯域・波長可変タイプ

    SLD光源 【Multi-SLED】広帯域・波長可変タイプ

    • LEDのように広帯域で、さまざまな検査や評価に使用できる
      最大スペクトル範囲:1265~1725nm(最大バンド幅:460nm) 
      通信コンポーネントの検査やOCTに必要な波長を網羅
    • 小型かつLDのように高出力で、高い輝度の光を発する
      32pinバタフライパッケージに最大6個のダイオードを搭載可能
    • 高安定性でコヒーレンスノイズを抑えられる
      効率的な熱設計と内蔵された温度管理機能により10pm以下を達成
    • 波長掃引が可能
      ライン幅1nm、速度50µs(20KHz)の波長掃引光源へカスタム可能
    • ソフトウェアで各LEDの出力や周波数の制御可能(USB/RS-232/Ethernet通信)

    光通信、OCT、FBGセンシングに最適なMulti-SLEDは、広帯域の光を安定的にまたは選択的に出力ができるSLD光源(SLED:Super Luminescent Diode/スーパールミネッセントダイオード)です。 SLD光源とは、発光ダイオード(LED)と半導体レーザ(LD)の2つの特性を持った広帯域・高出力光源のこと。 LEDのように幅広いスペクトルを持ちながら、半導体レーザのように位相の揃った光を発することができ、より高輝度な輝きを放ちます。 加えて、コヒーレンス性...

    製品詳細

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