蛍光顕微鏡の品質管理ツールとしてARGOLIGHT社が提供している「品質管理スライド(アルゴスライド)」。
スライドガラス質内に独自の特許技術によって埋め込まれた「蛍光パターン」を蛍光顕微鏡で撮影、同社のソフトウェアによってパターン画像を解析することで、システムをモニタリングし、バイアスを定量化、把握することができます。
03-3258-1238
お問い合わせArgo-POWER‐V2
ARGOLIGHT × パワーメーター付き品質管理スライド
蛍光顕微鏡の品質管理ツールとしてARGOLIGHT社が提供している「品質管理スライド(アルゴスライド)」。
スライドガラス質内に独自の特許技術によって埋め込まれた「蛍光パターン」を蛍光顕微鏡で撮影、同社のソフトウェアによってパターン画像を解析することで、システムをモニタリングし、バイアスを定量化、把握することができます。
Argo-POWER-V2シリーズには校正済みの光パワーメーターが内蔵されており、顕微鏡の試料面における光パワーを測定できます。
光パワーメーターはフランスの国立計量機関(LNE)基準で校正されており、トレーサビリティが確保されています。各パワーメーターには証明書が付属されており、信頼性の高い光パワーメーターで光源の経時変化を追跡します。
また、ARGOLIGHT社のソフトウェアDaybookを用いることで、リアルタイムでのパワー測定、タイムラプス記録、光入力とサンプル(顕微鏡試料上)の光パワーの追跡が可能です。このソフトウェアでは結果に基づいて即座にレポートを作成することができます。
光パワーのモニタリングすることにより、レーザー光源の出力パワーによる細胞へのダメージを防ぐことにも役立ちます。
スライドガラスには新世代のガラスArgoglassⓇAG03を採用しており、従来品(ARGOシリーズ)よりも明るさが2倍以上アップし、より明るく、使いやすくなりました。従来品よりも全体の明るさがアップしたことにより、長波長(赤色)側の蛍光観察も「より観察しやすく」なりました。
さらに、スライドガラスに埋め込まれた蛍光パターンの大きさや配置も変更し、「より使いやすい」品質管理ツールへと進化しました。従来品との違いを比較データで分かりやすく解説した特集ページもご覧ください。
製品タイプ | Argo-POWERLM V2 | Argo-POWERHM V2 | Argo-POWERSIM V2 |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
|
低倍率用 | 高倍率用 | 超解像システム用 (構造化照明顕微鏡 等) |
|
励起波長範囲 | 250 ~ 650 nm | ||
発光波長範囲 | 励起波長+15 ~ 800 nm | ||
露光ダメージ 閾値 |
放射照度 50 GW/cm2 (peak or average) |
||
保管条件 | 室温 10 ~ 40 ℃, 20 ~70% RH | ||
外形寸法 | 75 × 25 × 6 mm |
検出タイプ | シリコンフォトダイオード |
---|---|
有効な検出範囲 | 直径10 mm |
NDフィルタ | 反射性(OD2) |
入力開口部 | 9 mm |
波長範囲 | 350~1,100 nm |
光パワー測定範囲 | 10 μW~100 mW |
直線性 | ±2 % |
分解能 | < 3 μW(350~400nm) < 2 μW(400~460nm) < 1 μW(460~1100nm) |
校正精度 | 最大±10 % (全波長範囲) Typcal. ± 2 % (@633nm) |
応答時間 | 100 ms(最小)、 3s(安定的読み取りを保証するため) |
対物レンズ互換性 | FOV※直径9mm未満の空気対物レンズ |
※FOV:視野(field of view)
Argo-V2シリーズ(パワーメーター無し)の品質管理スライドについてはこちら
「品質管理スライド」と「ソフトウェアDaybook3」を併用することで、様々な値を分析することができます。代表的なパラメータはこちらの9つです。
ソフトウェアDaybook3ではそれぞれのパラメータに対し、正規化された値を自動で算出し、品質情報を「数値」として管理することができます。
製品タイプ | Argo-POWERLM V2 | Argo-POWERHM V2 | Argo-POWERSIM V2 |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
|
低倍率用 | 高倍率用 | 超解像システム用 (構造化照明顕微鏡 等) |
|
照明強度の分布 | ● | ● | ● |
視野の歪み | ● | ● | ● |
共局存性 | ● | ● | ● |
線広がり関数 | ● | ● | ● |
分解能 | ● | ● | |
ステージ中心のずれ | ● | ● | ● |
Z軸のステージ ドリフト |
● | ● | ● |
強度線形性 | ● | ● | ● |
スペクトル 応答性 |
● | ● | ● |
(●=分析可能)
ARGOLIGHT社の品質管理スライドは、その性質・安定性・性能が大手蛍光顕微鏡メーカー様や蛍光イメージングの研究者様にも評価されています。
蛍光顕微鏡の校正基準(ISO)策定メンバー、アルゴライト(Argolight)社とは?
Argo-POWERSIM V2スライドは、蛍光顕微鏡や蛍光イメージングシステムの性能評価や精度管理を行うためのパワーメーター付きの品質管理ツールです。 本製品は構造化照明顕微鏡用に特別に設計されており、Argolight社の独自技術によってスライドガラス質内に埋め込まれた様々な蛍光パターンを蛍光顕微鏡で撮影し、ソフトウェアDaybookによってパターン画像を解析することで、システムをモニタリングし、バイアスを定量化、把握することができます。また、校正済の光パワーメーターが内蔵されているため、...
製品詳細Argo-POWERLM V2は、低倍率の蛍光顕微鏡の性能評価や精度管理を行うためのパワーメーター付きの品質管理ツールです。 Argolight社の独自技術によってスライドガラス質内に埋め込まれた様々な蛍光パターンを蛍光顕微鏡で撮影し、ソフトウェアDaybookによってパターン画像を解析することで、システムをモニタリングし、バイアスを定量化、把握することができます。 また、校正済の光パワーメーターが内蔵されており、顕微鏡の試料面における光パワーの測定、光源の経時変化、追跡も行うことが可能...
製品詳細Argo-POWERHM V2は、高倍率の蛍光イメージングシステムの性能評価や精度管理を行うためのパワーメーター付きの品質管理ツールです。 Argolight社の独自技術によってスライドガラス質内に埋め込まれた様々な蛍光パターンを蛍光顕微鏡で撮影し、ソフトウェアDaybookによってパターン画像を解析することで、システムをモニタリングし、バイアスを定量化、把握することができます。 Argo-PowerHM V2は高倍率の蛍光イメージングシステム用に特別に設計されており、特に共焦点顕微鏡用...
製品詳細