OEM,組み込みに適したコンパクトなディレイ・ジェネレーター
OEM、組み込みでの使用を目的としたディレイ・ジェネレーターです。
カメラやレーザーなどのオプトエレクトロニクス機器のタイミングやゲーティング、あるいは特殊な機器にピコ秒分解能のタイムトリムを適用する際に最適なツールです。
この装置は1台で複数の機能を統合し、複数台を同期させて使用することも可能です。小型でありながら、ナノ秒単位の高周波数パルス、ディレイ、バースト生成が可能な高性能な製品です。
コンポーネントテスト、カメラ同期、レーザータイミング制御、装置ゲーティングなど、さまざまな用途で活用されています。
製品の特徴
- ディレイ分解能:10 ps
- 1 V/ 3.3 V/ 5 V出力電圧
- 最小入力電圧:30 mV (オプションで5mV未満も可能)
- 150 MHz 電圧レベルコンバーター
- RMSジッター: 80 ps
- 20 MHz スタンドアローン・ジェネレーター
- バースト / ゲートジェネレーター
- USB インターフェース
製品情報
仕様
Pulse_out(SMAコネクタ) |
パルス遅延 |
10 ps to > 1000 s |
パルス遅延 分解能 |
10 ps |
出力レベル (selected by user) |
1 V / 3.3 V / 5 V TTL |
出力インピーダンス |
50 Ω (推奨) |
パルス幅 |
5 ns to > 1000 s |
パルス幅 分解能 |
2 ns |
Pulse_In(SMAコネクタ) |
入力電圧 |
30 mV 〜 3.3 V (検出しきい値はソフトウェアで調整可能) |
最大入力レート |
200 MHz |
挿入遅延 |
Down to 12 ns |
Sync Ext/Gate inputs(SMAコネクタ) |
入力電圧 |
30 mV 〜 3.3 V |
閾値 |
1.2 V(fixed) |
最大入力レート |
20 MHz |
Divider / prescaler |
Division range |
1 ~109 (選択可能) |
Voltage converter |
最大入力周波数 |
150 MHz |
ジッター |
< 30 ps |
Pulse Picker |
最大 入力 / 出力 周波数 |
200 MHz / 20 MHz |
Burst / Gate Generator |
パルス数 |
1 ~ 109 |
トリガー - パルス遅延 |
調整可能 |
バースト内 分解能 |
5 ns |
互換性とライブラリ |
Windows 7/10 ; DLLs, Hexa, LabVIEW, Python etc. |
フロントパネルの概要
- 電源コネクタ(5V / 0.7A)
- 入力通信コネクタ
- 出力通信コネクタ
- アナログ出力信号(Shaper)
- デジタルパルス出力信号(Pulse Out)
- 同期出力信号2(Sync Out2)
- 同期出力信号1(Sync Out1)
- Ext同期入力信号(Sync Ext In)
- デジタルパルス入力信号(Pulse In)
- 外部ゲート信号入力(Gate Ext)
- 形状選択コネクタ
- 外部同期コネクタ
- アナログパルス入力コネクタ
- スペアコネクタ(工場使用のみ)
ブロック図
アプリケーション
- コンポーネントテスト
- カメラ同期
- レーザータイミング制御
- 装置ゲーティング
技術情報
パルス・遅延発生器(論理信号遅延器)
Tombakは「パルスの生成」と「ディレイ(遅延)の生成」が可能です。
ディレイとは「意図的に作り出されたパルスの遅延」のことで、入力、出力間の「ずれ」を指します。
Tombakは、パルス幅だけでなく「パルスをどれだけ遅らせて発生させるか(ディレイ)」を、ソフトウェアで調整することができるため、LDのタイミング制御の試験で用いることができます。
タイミング図
入力から出力までの遅延信号およびパルス幅が調整された信号
概略
ディレイジェネレータで用いられる主なファームウェア機能
パルス幅とディレイは、専用ソフトウェアで任意の値を設定することができます。(ナノ秒単位での調整が可能です。)
非常にシンプルなユースケース例
TOMBAKは、外付けまたは内蔵オプションの基板実装フォトダイオードを使用して、短パルスレーザーでトリガーすることができます。
入力レーザーの光パルス幅に対するピークパワーしきい値の最小値
ボードレベルでも使用可能
GUI制御ソフトウェア
オプション
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ディレイ/パルスジェネレータ Tombak カタログ
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パルス制御に特化した多機能製品です。ナノ秒単位の高周波数パルス、ディレイ、バーストを生成できます。電子機器や半導体レーザのタイミング制御に適しています。
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種光源向けに設計されたLDドライバーです。パルス幅最小500psからCWまで制御できます。LDの温度制御で、安定した光の出力が可能です。
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半導体光増幅器をナノ秒で変調可能なパルスドライバーです。750〜1700nmの範囲で、高いダイナミックレンジ(>48dB)のファイバー変調が可能です。
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