XWSシリーズ
レーザー励起白色光源
シリーズ製品一覧
レーザー励起による白色発光
レーザー励起白色光源は、レーザーからの連続するエネルギー入力により、キセノンランプ内で発生させたプラズマ発光を維持することで連続的に高安定な白色光を生成します。
この方法で維持される白色光は、輝度が高く、以下のように幅広いスペクトルを得られるという利点があります。
可視光域だけでなく、深紫外から近赤外まで安定した出力を得られるため、特に分光分析や半導体デバイスの解析用途に適しています。
シリーズ製品比較
タイプ | 小型品 XWS-30 |
標準品 XWS-65 |
標準品 XWS-R |
高出力品 XWS-X |
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写真 | ||||
波長範囲 | 190~2500nm | 190〜2500nm 240〜2500nm(オゾンフリー) |
||
輝度(450~500nm) | 最大 40mW /(mm2×sr×nm) |
最大 50mW /(mm2×sr×nm) |
最大 90mW /(mm2×sr×nm) |
最大 120mW /(mm2×sr×nm) |
光源の出力パワー | 1.5W | 3W | 5W | 3W |
発光体の光源寸法 | 100×200μm | 250×500μm | 250×700μm | 250×500μm |
寿命 | 〜10,000時間 | |||
時間的かつ空間的安定性 | RMS 0.15% | |||
ランプ媒体 | キセノン | |||
光源部寸法 | 138×110×148mm | 130×75×106mm | 130×110×106mm | 130×75×106mm |
ドライバ・ユニット寸法 | 発光部に内蔵 | 351×175×232mm | 351×175×232mm | 351×175×232mm |
出力NA(デフォルト) | 0.5 | 0.4 | ||
光学系接続 | Cマウント | |||
出力オプション構成 | フリースペースまたは光ファイバー・カップリング | |||
制御ポート | COMポート (RS-485) |
COMポート (RS-232) |
シリーズと選択可能な構成
XWS-30 | XWS-65 | XWS-R | XWS-X | XWS-XR | ||
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出力 | デュアルポート | × | ✔ | × | ✔ | × |
UV/OFRヘッド | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | |
冷却システム | 光源ヘッドの水冷 | × | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
電源ユニットの空冷 | N/A | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | |
電源ユニットの水冷 | N/A | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
シリーズ製品紹介
波長可変光源 Hyperchromator
- UVからNIR(200~2000nm)の幅広い波長帯域
- 高い輝度 (光源が高輝度 且つ I/F部のスリット削減による高透過率化)
- ポータブルサイズ (47 x 45 x 25 cm:16kg)
- グレーディングの構成を選択可能
- 長寿命による高いコストパフォーマンス
- レーザー励起白色光源を使用しているため、高安定
Hyperchromatorは、ISTEQのレーザー励起白色光源XWS-30を光源として用いた波長可変光源です。 ISTEQのXWS-30 専用に開発されたモジュールが、XWS-30 からの光を効率よく取り込み、グレーディング式の分光方式でその光の一部の波長を取り出します。 そのため、XWS-30 の強みである、広波長帯域、極小発光点、超高輝度、高安定を生かした波長可変光源となっています。 光は、USB接続したPCから専用のGUIやLabView,Pythonな...
製品詳細レーザー励起白色光源 XWS-X(高出力)
- 広帯域の波長範囲を出力。190nm-2500nmまでブロードな光が得られます。
- シリーズ内で最も高い輝度(最大200mW/(mm2×sr×nm))
- 高い安定性
- ランプおよび電極の磨耗が少なく、長寿命
- 極小サイズの点発光
- 深紫外タイプなら190nmも高輝度
レーザー励起白色光源XWS-Xは、レーザーからの連続するエネルギー入力と、使用される媒体との間の相互作用(光放電)により点発光するプラズマ光源です。 XWS-65(標準品)に対して、出力の高いレーザーを搭載しており、非常に高い輝度120mW/(mm2·sr·nm)@XWS-X、200mW/(mm2·sr·nm)@XWS-XRを誇ります。 特に、XWS-XのUV領域における輝度はXWS-65に対して6倍と非常に強力です。 動作原理 XWS光源の動作は、高圧キセノンガス中の光...
製品詳細レーザー励起白色光源 XWS-65(標準)
- 広帯域の波長範囲を出力。190nm-2500nmまでブロードな光が得られます。
- 450~500nm帯で90mW/(mm2×sr×nm)という高輝度。
- 高い安定性
- ランプおよび電極の磨耗が少なく、長寿命
- 極小サイズの点発光
- 深紫外タイプなら190nmも高輝度
レーザー励起白色光源XWSは、レーザーからの連続するエネルギー入力と、使用される媒体との間の相互作用(光放電)により点発光するプラズマによって光が作り出されます。 UVC(深紫外)からNIR(近赤外)までの幅広い波長の光を高輝度で得られる光源です。従来のガス放電灯(水銀ランプ、重水素ランプ、タングステン、キセノンランプなど)およびLED に代わるものとして開発されました。これらと比較すると、XWS光源は高輝度で幅広い波長範囲(190~2500nm)の出力が可能です。 スペクトル図を見て頂けるとわ...
製品詳細レーザー励起白色光源 XWS-30
- 小型[110x110x120mm](ドライバ・ユニットなしで動作)
- 広帯域の波長範囲を出力。190nm-2500nmまでブロードな光が得られます。
- 450~500nm帯で最大40mW/(mm2×sr×nm)という高輝度。
- 高い安定性
- ランプおよび電極の磨耗が少なく、長寿命
- 極小サイズの点発光
レーザー励起白色光源XWSは、レーザーからの連続するエネルギー入力と、使用される媒体との間の相互作用(光放電)により点発光するプラズマによって光が作り出します。 XWS-30は、レーザー等を発光部内に格納しており、ドライバユニットなし(発光部のみ)で動作します。 XWS-65同様に、幅広い波長範囲(190~2500nm)での高輝度光を実現しながら、非常にコンパクトな筐体を実現したため、装置への組み込み等に最適です。 動作原理 XWS光源の動作は、高圧キセノンガス中の光放電の現象に基づ...
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