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ハイパースペクトルデータ
多変量解析ソフトウェアプラットフォーム ImaJerl

ハイパースペクトルデータ<br>多変量解析ソフトウェアプラットフォーム ImaJerl

KAX Group

ハイパースペクトルカメラで取得した様々な画像に対応し、直感的・視覚的な操作で多変量解析が可能なソフトウェアプラットフォーム 

ImaJerlは、直感的で視覚的な操作が可能なため、ハイパースペクトルカメラで取得した画像データを、簡単な操作で多変量解析を含む画像解析を行いビジュアルで分かりやすく実施することが出来るソフトウェアプラットフォームです。

様々な視覚化オプションや再計算オプションなどを搭載しているため、基本的な画像処理タスクを実行するためのスクリプトを書く必要がありません。

ハイパースペクトルカメラで取得した幅広い画像ファイルの種類に応じており、多変量データ解析(MVDA)技術を使用して、多変量およびハイパースペクトル画像を評価し、画像相関データの取得や主成分分析(PCA)などをスムーズに行う事が出来るシンプルなツールとなっております。
また、分析結果はサードパーティのアプリケーションにエクスポートすることが可能です。

KAX Group社の多変量統計解析ソフト「VEKTOR DIREKTOR™」と直接統合することも可能です。

製品の特徴

  • 様々な画像タイプに対応
  • 取得データの可視化が容易
  • 簡単な操作でハイパースペクトル画像の可視化
  • 不要なデータを簡単にマスキング
  • 画像データの相関性を視覚的に作成
  • 重要な領域を抽出して、主成分分析(PCA)を実行
様々な画像タイプに対応

ImaJerlはASCII、ENVI形式に加えて.mat、.spc、.jpgなど様々なファイルタイプに対応しておりデータのインポートも容易に行う事が出来ます。
また、同社のVEKTOR DIREKTORをご使用の方は、VEKTOR DIREKTORからのアクセスも可能です。
"Selection"機能を使用することで画像ファイルの必要な要素だけを抽出することも可能です。

取得データの可視化が容易

多変量データをRGB表示することも、各チャネル(色を表すために必要な要素をRGBなどのカラーモードで分解してグレースケール画像で表したもの)を解析しやすいように疑似カラー画像で表示することも可能です。

RBG.jpg
簡単な操作でハイパースペクトル画像の可視化

ハイパースペクトルイメージングデータ解析に特化したユーザーインターフェース設計になっているため、"Selector"ツールや矢印キー、テーブルデータなどを使用することで簡単、かつ効果的に必要なデータを可視化することが出来ます。

selector.jpg
不要なデータを簡単にマスキング

"preprocessing"機能を使えば、非常に簡単な操作で、不要なノイズやデータをマスキングしてフィルター処理をすることが出来ます。

pre-processing.jpg
画像データの相関性を視覚的に作成

関心領域(ROI)を視覚的に指定することで、その関心領域と相関性の高い領域を関連付けます。

  

背景画像も容易に取り除く事が出来ます。

correlation.jpg
重要な領域を抽出して、主成分分析(PCA)を実行

PCAIビューでは、データを視覚的に操作することで

  • 関心領域(ROI)の指定
  • 分析モデルの作成
  • 不要なデータのマスキング

などを行い主成分分析(PCA)を実行することが可能で、PCAのスコアプロットとスペクトル画像の関係性を分かりやすく表示することが出来ます。

PCA2.jpg

製品情報

仕様

動作環境と機能
サポートOS Windows10, 11 (32 bit または 64 bit Windows OS)
必要メモリー容量
(RAM)
16 GB 以上
プロセッサー仕様 Intel Core i7 以上 (相当が望ましい)
ハードディスクの
空き容量
1 GB (最小)
グラフィックスカード DirectX 9
もしくはそれ以降のバージョン
インポート可能な
形式
.ascii(ASCII), .mat, .spc(gram), .envi, .jpg, .jpeg, .png, .btm, .tif
セキュリティーと
データの整合性
Windows認証、VEKTOR VAULT(オプション)
管理者、開発者、オペレーターレベルまたはそのアクセス権によるWindows認証
データ連携と
データ可視化
ユーザーで定義
線グラフ、散布図、コントロールチャート(限界値、異常値検出機能付き)
解析機能 ハイパースペクトラルイメージングデータに対する主成分分析(PCA)と投影、
相関解析

※多変量波形分析(MCR)、部分最小二乗回帰(PLSR)は今後実装予定


アプリケーション

  • 異物の検出
  • 品質モニタリング
  • 成分分析検査
  • 研究開発
【動画】ImaJerIの機能・アプリケーション例

スペクトル画像の多変量解析が直観的に行うことができるImaJerlの機能と使い方について、実際にハイパースペクトル画像を用いて動画でご紹介します。

ImaJerI 動画はこちら

KAX-group-Imajerl-pic2.jpg

技術情報

MVDA:多変量データ解析

多変量データ解析(multivariate data analysis:MVDA)とは、複数データの関連性を分析することで、その関連性を要約したり、データを簡素化することで、分析しやすくする解析手法のことです。

MVDA.jpg
ImaJerlトライアル版

トライアル版でImaJerlをお試しいただけます。トライアル版ご希望のお客様は、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

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ハイパースペクトルイメージング データ解析プラットフォーム ImaJerl

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この製品の関連製品

多変量データ解析ソフトウェア VEKTOR DIREKTOR™

データのインポートから分類・予測まで、直感的なワークフローでデータを効果的に分析。充実した解析機能で使いやすい多変量解析ソフトウェアです。

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