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スペクトル解析ソフト Breeze
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研究開発向けスペクトル解析ツール Evince

研究開発向けスペクトル解析ツール Evince

Prediktera

スペクトルデータを見える化

Evinceは、ハイパースペクトルおよびマルチスペクトル画像解析のための強力なソフトウェアです。

スペクトル解析に必要な”データの前処理”、”多変量解析”(PCA、PLS、PLS-DAなど)に対して、充実した散布図、ヒストグラム、スペクトルプロットなど可視化ツールを搭載しています。
これにより、探索的解析(研究開発においてデータの傾向や異常値の発見)を迅速かつ効率に行うことできます。

さまざまなデータフォーマットにも対応しており、Windows, MacOS, Linuxなど複数のOSに対応しているので、活躍の場所を選びません。

製品の特徴

①多変量解析を活用した画像データの分類・定量化機能
  • 豊富な前処理機能
  • PCA、PLS、PLS-DA、SIMCA、SAMなどさまざまな多変量解析機能を搭載
②スペクトル解析画像の可視化機能
  • RGB IMAGE、SCATTER、Line Plot、Histogram、3D Plotなど多様な出力で解析やレポート作成を補助。
②幅広いスペクトルデータフォーマットに対応
  • RAW、MAT、PNG、JPEG、TIFF、XLS、CSV など、幅広いフォーマットの入出力が可能

製品情報

技術情報

(1)スペクトル画像のインポート機能

・画像のインポートやプロジェクト作成が簡単

Evinceに画像をインポートするには、新しいプロジェクトを作成し、分析したい画像ファイルを選択だけです。

・スペクトルプロファイルの確認が容易

画像をインポートすると、各ピクセルのスペクトルプロファイルを確認できます。マウス操作で領域を選択することで、領域なの代表的なスペクトルを可視化することも可能です。

・画像のトリミングと解像度の調整が可能

分析対象を絞るために、画像の一部を選択してトリミングしたり、解像度を落とすことで、メモリ使用量を削減することが可能です。

・画像の正規化が可能

ダークリファレンスとホワイトリファレンスを選択して、画像の正規化が可能です。

・データの処理のテンプレートの適用が可能

テンプレートを適用ですることで、スケーリング、PCA/PLSモデルの適用などが自動で可能。

(2)豊富なユーザーインターフェース機能

Evinceは、直感的なUIデザインにより、データ解析を効率的に行うことができます。

・プロジェクトの階層管理機能

データツリーでは、プロジェクト内のデータセットやモデルを階層構造で管理できます。
Windowsのエクスプローラーのように、右クリックメニューで、モデルの作成・名称変更・データセットの複製なども可能です。

・直感的なデータ操作

データセットの詳細を表形式で表示し、データの変数のリストを確認・編集できます。
データツリーからデータをドラッグ&ドロップすることで、簡単にデータを追加でき、変数の除外やスペクトル変換などの編集も容易です。

・プロットエリアでの視覚的分析

画像やグラフを表示するプロットエリアでは、RGB画像やPCAモデルのプロットを確認できます。
テーブルエリアと連携し、プロットで選択したデータが他のビューにもリアルタイムで反映され、視覚的な分析をスムーズに行えます。

・直感的なデータ選択

プロットエリアでデータを選択すると、対応するデータがテーブルや他のプロットにも反映されます。
選択データの除外や変更をマウスで実行すると、モデルが自動更新されるため、データ分析を直感的な操作で実行できます。

(3)スペクトル解析の可視化機能

Evinceには、画像データのスペクトル情報を分析・可視化するための機能が搭載されています。

・疑似RGB画像の生成機能

画像のスペクトルデータの任意の3波長にR、G、Bを割り当ててRGB画像として可視化し、全体の特徴を把握することができます。

Evince擬似RGB画像生成機能
・ピクセル単位のスペクトル情報確認機能

マウスを画像上に移動すると、各ピクセルの座標(X, Y)の吸光度(Z値)がリアルタイム表示されるので、特定領域の詳細分析に役立ちます。

Evinceピクセル単位のスペクトル情報確認機能
・散布図 (2D)

画像内の関心領域に対して、多変量解析後のマップ(2D)内の密度を色分けにより可視化します。重要な特徴を発見することができます。

Evince散布図 (2D)
・散布図 (3D)

画像内の関心領域に対して、 多変量解析後のマップ(2D)内の密度を色分けにより可視化します。3D空間でスペクトル特性が類似したピクセルを特定することが可能です。

Evince散布図 (3D)
・ラインプロット

多変量モデルのローディングを分析。モデルに大きな影響を与える重要なスペクトルバンドを特定することができます。

Evinceラインプロット
・CONTOUR(3D)

さまざまな2Dのデータを3Dプロットで可視化することができます。3Dのグラフはリアルタイムで回転することが可能です。

EvinceCONTOUR(3D)
・ヒストグラム

データの分布を確認・解析することができます。

Evinceヒストグラム
・モデルプロット

事前定義した画像解析用のプロットを迅速に作成することで、データ分析をサポートします。

Evinceモデルプロット

必要なハードウェアスペック

カテゴリ 要件
OS 64bit OS 必須
Windows®: 8.1以上(推奨 10以上)
Linux: Ubuntu 18以上
MacOS: 11以上
Java環境 Java Runtime Environment(JRE)64bit, バージョン20以上
Windows・Linux版はインストールに同梱
Mac版は別途インストールが必要
メモリ(RAM) 最低 8GB
推奨 32GB以上
CPU Intel i7以上推奨
(最低 4コア、推奨 8コア以上)
ストレージ(HDD/SSD) 推奨HDDサイズ 1TB以上
(データサイズに依存)

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