Q1
uSkanとは何ですか?
A.
uSkanは、OPTIKAN社が開発したコンベアライン向けの超高速ミリ波イメージングシステムです。120 GHzを中心とする192個のレーダーを静的に配置し、コンベア上の製品を非破壊・非接触で可視化して、異物検出や全数検査に使用します。
Q2
uSkanの技術仕様(周波数・出力・分解能・取得レート)を教えてください。
A.
uSkanは、OPTIKAN社の製品に共通するFMCW(周波数連続変調)レーダーの技術を用い、120 GHzを中心とする192個のレーダーを搭載しています。最大取得レートは3,000 Hz、分解能は1 mm(コンベアに垂直な方向)、信号対雑音比は最大35 dBです。光出力(全チップ合計)は標準20 dBm(100 mW)、最大24 dBm(約250 mW)です(0.118 m2の面積における総出力)。詳細な数値は、仕様の表をご確認ください。
Q3
検査できる幅はどのくらいですか?
A.
1モジュールで幅192 mmをスキャンします。複数のモジュールをデイジーチェーン接続することで、最大 2mまでのコンベアに対応できます。
Q4
分解能と検査速度はどのくらいですか?
A.
コンベアに垂直な方向の分解能は1 mm固定です。コンベアの流れ方向の分解能は、コンベア速度を取得レートで割った値になり、最大取得レート3,000 Hzでコンベア速度3 m/sのとき1 mmです。
Q5
センサーとの距離(作動距離)はどのくらいですか?
A.
標準構成の作動距離は50 mmで、構成により50 〜 250 mmの範囲に対応します。作動距離はレンズによって決まり用途に応じて異なるため、詳細はお問い合わせください。
Q6
どのような用途に使えますか?
A.
湿り跡、剥離、接着剤、金属やプラスチックの異物、木材の節などの異物検出、包装前の製品の全数検査・品質管理、廃棄物管理やリサイクルにおける素材の選別などにご使用いただけます。
Q7
使用前に校正は必要ですか?
A.
計測機器では一般に使用前の校正が必要ですが、uSkanでは、スキャンの前に基準プレートで自動的に校正が行われるため、別途の校正作業は不要です。
Q8
必要なハードウェア・ソフトウェア(制御用PC)は何ですか?
A.
uSkanの制御・監視には、コンピュータ(またはタブレット)が必要です。OPTIKAN社がオプションとして提供する場合があります。接続はGigabit Ethernetポートを1つ以上使用します。ソフトウェアはWindows 11(管理者権限が必要)で動作し、uSkanではLinux Ubuntu 20.04以降にも対応します。そのほか、32 GB以上のRAM、ソフトウェア用に7 GB以上のストレージ(スキャン画像保存用に4 TB推奨)が必要です。
Q9
日本の電源プラグに対応していますか?
A.
標準仕様はCEE 7/7プラグ(タイプE・タイプF対応)です。日本規格のJA1-15PまたはJA5-15Pへの対応は、ご要望に応じて可能です。