千葉大学 椎名先生 光センシング講座
レーザーダイオードを活用した環境計測~TDLASとドップラーライダー~


環境計測とは、大気・水質・土壌・放射線・騒音などの環境要素を定量的に測定・分析することです。 その目的は、環境の変化や汚染を「見える化」し、健康被害や災害、法規制リスクを未然に防ぐことにあります。
近年、法規制が強化されていることや安全性が求められる中、行政・企業・研究現場での意思決定を支えるデータ基盤の重要性が高まっています。
本セミナーでは、千葉大学の椎名先生をお招きし、レーザーダイオードを活用したレーザー分光技術(例:CRDS、TDLAS)やライダー観測(シーロメーター、ドップラーライダー)について研究事例も踏まえて解説します。
【関連Webセミナー】
今回のWebセミナーでご説明いただくTDLASやドップラーライダーに関して知りたい方は、あわせて過去動画もご確認ください。
こんな方におすすめ
- レーザーダイオードを用いた計測技術に携わっている方、あるいはこれから関わろうとされている方
- TDLAS、ドップラーライダーなどの計測方法を改めて理解し、その応用範囲を広げたい方
- 環境計測におけるレーザー技術の可能性を探求されている方
- 現場での環境計測において精度などお困りの方
【開催日時】
10月23日(木)
13:00~14:00
Webセミナー内容
レーザーダイオードを使った環境計測
- CRDS(キャビティリングダウン法)、シーロメータ等
- 課題と対策(グループ研究での事例)
TDLASによるガス分析
- 計測システム(おさらい)
- 課題と対策(グループ研究での事例)
ドップラーライダーによる風況観測
- 計測システム(おさらい)
- 課題と対策(グループ研究での事例)
【費用】
無料
【椎名達雄先生のご活動について】

椎名達雄先生
千葉大学 画像科学科/准教授
「光と物質との相互作用」をテーマに、光を用いた、大気・ガス・生体・物質などさまざまな対象のセンシングを研究されています。
大気・ガスのセンシングに関しては、LIDARを用いた長距離(数m〜数km)測定の研究、生体・物質のセンシングに関しては、小型、低コストの産業向けOCTの研究に取り組まれています。