Motion Scope DIC(デジタル画像相関法)ひずみ計測システム

独自のアルゴリズムでトラッキング解像度約0.0001ピクセルを実現した
ひずみ計測システム

Motion Scope社のTracker SWは、独自のアルゴリズムを使用しているため、約0.0001ピクセルと言う業界をリードするトラッキング解像度を実現しております。(*)

これらの機能をソフトウエア単体で実現できるため、お手持ちのカメラとの組み合わせでも実現することが可能です。

Motion Scope社では、ターンキーソリューションとしてのカメラを含めたフルシステムセットや、お手持ちのカメラとの組み合わせで使えるセットなど、いくつかのセットをご用意しており、お客様の用途に応じてレンズや照明、スペックルなどをご選択いただけます。

(*) フィルタリングや解析手法による

デジタル画像相関法(DIC)に代表されるオプティカルトラッキング(光学追跡)は、画像から得られた変位量を観察する測定技術です。
産業プラントの測定から、実験室での作業、製品テストや研究開発まで、幅広い用途がございます。
非接触での測定が可能なため、風量タービンのブレードや大型の建物や構造物など、さまざまな対象物を測定できます。

お手持ちのカメラとの組み合わせでもMotion Scopeの技術を使用できます。
お客様のニーズに合わせたモジュールをご用意しています。

Motion Scope Tracker SW紹介HP

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カタログ

製品の特徴

変位の測定（1μm未満の小さな動きまで可視化）
対象物の動きを拡大して解析することが可能
VMA(Visual Modal Analysis):ビジュアルモーダル解析
Smart aliasing スマートアライジング : ナイキスト限界の最大14倍の測定が可能。
BOSchlieren(Background Oriented Schlieren):背景型シュリーレン

変位の測定

Motion Scope社のソフトウエア独自のアルゴリズムと組み合わせることで、最先端のポイントトラッキングを実行します。
解析データは、ほかの方法では可視化できない1μm未満の小さな動きまでも可視化することが出来ます。
業界をリードする実際のトラッキング解像度は約0.01ピクセルです。この解像度は、フィルタリングなどを変更することで、0.001から0.0001ピクセルまで向上させることが出来ます。

対象物の動きを拡大して解析することが可能

さまざまな入力ファイルタイプの動画とMotion Scope社のソフトウエアとの組み合わせで、それぞれの動きを拡大して解析することが可能になります。

VMA(Visual Modal Analysis):ビジュアルモーダル解析

Motion Scope社のVMAは、ライブ画面上のポイントをクリックするだけで、変位とスペクトルを確認できます。　

非接触で測定が可能
カメラとの組み合わせでは数千Hzでのトラッキングが可能
数千の空間ポイントを一度に測定が可能
センサーの配置やプログラミングは不要、簡単な操作で測定が可能
測定結果を簡単に可視化

smart aliasing:スマートアライジング

変位の測定やモーダル解析などで対象物を2500Hzまで測定をする場合、ハイスピードカメラは少なくとも5000fpsのフレームレートが必要になります。このような高い性能を持つハイスピードカメラを用意するのは非常にコストがかかります。
このsmart aliasing:スマートアライジングは、Motion Scope社が独自に開発したソフトウエアモジュールで、手ごろな価格のUSB3.1ハイスピードカメラと一緒に使うことで、高周波の構造解析が可能になります。
音響解析にも使用することが可能です。

左のデモでは、ナイキスト限界は185Hzでしたが、このナイキスト限界の14倍である200~2500Hzまでの測定が1度で可能になっております。

(*)ナイキスト限界：センサーによって解像することの出来る最高の周波数のこと

BOSchlieren(Background Oriented Schlieren):背景型シュリーレン

シュリーレン法とは、気体や液体の屈折率の変化を視覚的に観察する方法の事です。
その中でも、背景型シュリーレン法は、背景に対照的なパターンを使用して、空気のゆらめきによる微細な変化を分析・測定します。通常のシュリーレン法に必要な大掛かりな設備を必要とせずに、Motion Scope社のTracker:トラッカーソフトウエアを使用することで、色分けされた可視化が可能になります。

製品情報

モデル一覧仕様 PDF資料
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モデル一覧

Motion Scope社では、ターンキーソリューションに対して様々なオプションをご用意しております。

すべてのセットにはパソコンは同梱されておりません。お客様のお手持ちのパソコンをお使いください。

ポイント＆シュートシステム

概要

小型USB産業用カメラを使った振動モニタリング（構造解析など)向けセットアップ

同梱物

Motion Scope tracker ソフトウエア
Live view+ソフトモジュール
VMAソフトモジュール
USBハイスピードカメラ
三脚
レンズ
(ケース)

USB VMAフルシステム

概要

小型USBマシンビジョンカメラ、光源や振動機を使ったスマートアライジング(モジュールソフトウエア)機能を可能にするセットアップ
比較的低コストで、実験的な高周波モーダル解析を走査型レーザー振動計に匹敵する性能で実行することができます。

同梱物

Motion Scope trackerソフトウエア
Live view+ソフトモジュール
VMAソフトモジュール
Shakerソフトモジュール
FH-LED80:光源 x2
スペックルスターターキット
シンプルシェイカー(振動機)
USBハイスピードカメラ
三脚
レンズ
ケース

Research and education (R&E) License

概要

コマーシャル用途以外の、研究や教育向けにご使用になる場合は、Research and education (R&E) Licenseのご用意がございます。

同梱物

Motion Scope trackerソフトウエア
Live view+ソフトモジュール
VMAソフトモジュール
Shakerソフトモジュール
スタジオライト(光源)
シンプルシェイカー(振動機)
USBハイスピードカメラ
ズームレンズ
アンプ
三脚
レンズ
ケース
そのほかオプションとしてデモに必要な機器

専用カメラ同梱システム

概要

妥協のないハイスピードトランジエントや高周波数の測定などを目的としたセットアップ
このシステムは走査型レーザー振動計に匹敵し、走査型レーザーでは不可能な非線形トランジエント応答の測定にも使用できます。
(*) 光源/スペックルパターニングキット/三脚はオプションになります。
(**)お手持ちのハイスピードカメラをご使用になる場合は、対応している入力フォーマットの一覧がございますので、お問い合わせください。
(***)Photron社のハイスピードカメラを使用できるオプションもございます。

同梱物

Motion Scope trackerソフトウエア
VMAソフトモジュール
(FH-LED80:光源 x2)
(スペックルスターターキット)

ベースソフトのみ

概要

お客様が所有しているカメラやビデオを使用する場合や、市販のカメラやスマートフォンで取得した動画などの解析を行う場合はソフトウエアのみでのご提供も可能です。変形測定や通常の動きの拡大、平面応力、静的変形、摩耗や不適合による反動や後退プラスチックのクリープ、熱延伸、シュリーレンなどを解析することができます。

同梱物

Motion Scope trackerソフトウエア

ソフトウエアの詳細はこちらをご覧ください

ソフトウエアとハードウエアの組み合わせに関しては、カスタマイズが可能です。お客様の使用目的に合ったシステムをご提供いたします。

仕様

スペックルスターターキット

スペックルパターンを使うことで、空間分解能と変位分解能を向上させます。特徴のないプレーンなエリアからはモーション(動き)に関する情報を得ることは困難です。
このような場合において、スペックルパターンを塗布することで、下記のバイクを使った実験からわかるように、構造物が本来もっている特徴が明確になります。