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FiSens

FiSens

FiSens(フィセンス)社は、FBG(ファイバーブラッググレーティング)と光ファイバー分光器を統合したセンサーシステムの開発、製造を行うドイツのメーカーです。

FBGとイントロゲータを統合した「FGBセンシングシステム」は、FiSens社独自のフェムト秒レーザー加工技術で製造されており高精度の測定が可能です。

FiSensについて

FiSens社は光ファイバーセンシングとフェムト秒レーザー物理学で30年以上の経験を積んだ数人の物理学者とエンジニアによって構成されており、彼らの所有する600平方メートルの施設内には、最先端の機械、機器、調整システムが装備されています。

FiSensは伝送における高い信頼性と前例のない費用対効果を備えたソリューションによる「卓越した品質」と「機能」でお客様の期待を超えることを目標に掲げ日々進歩を続けています。

FiSensの掲げる目標は、彼らが歩んできた道のりそのものです。

FiSensは10年以上に渡り製造プロセスの最適化を図ってきました。その結果、プロセスの完全自動化に成功しています。

現在はドイツのブラウンシュヴァイクを拠点に10人以上のチームで開発を続けており、標準化された製品として「カスタマイズ可能なFBG」及び「インテロゲータ」を産業レベルの大きな規模で生産できるように工夫しています。

高い技術力によって実現した光ファイバーセンシング

FiSensの技術力は「低コスト化」されたFBG(光ファイバー)と、手のひらサイズまで小型化されたインテロゲータに集約されます。

フェムト秒レーザー加工のFBG

ナノ秒レーザー

一度コーティングを剥がし、加工後に再度コーティングを施す

フェムト秒レーザー

コーティングされた状態でのFBGの書き込みが可能

FiSensは通常のレーザー(ナノ秒レーザー)に比べてエネルギーの低い「フェムト秒レーザー」を用いてFBGを描画します。

フェムト秒レーザーとは「非常に短い時間に発光するレーザー」のことです。
1フェムト秒(10-15秒)という微細なレーザーによってFBGを書き込むため、クラッドと干渉することなくFBGを描画することができます。

微細なレーザー加工技術が実現した「クラッドへの直接書き込み」によって、FiSens社のFBGは「低コスト」でユーザーへと提供されています。

さらに「低コスト」にはもう一つ秘密があります。
それは「最適化されたプロセス」です。

FiSens社は10年以上に渡ってFBGの加工プロセスの最適化を探求してきました。

現在はカスタマイズされたFBGも完全に自動化された「フェムト秒レーザープロセス」によって描画できます。

超小型インテロゲータ

またFiSensの開発したインテロゲータにも彼らの技術力が垣間見えます。

FiSensのインテロゲータはその性能に対し、驚くほど小型です。
これは特許技術によって部品の最小化に成功したためです。

通常のインテロゲータにはスリット、レンズ、ミラー、光学格子など様々な光学部品が必要ですが、FiSens社のインテロゲータは特許技術を用いることで、これらの部品がなくとも分光が可能になりました。

FiSensの製品一覧

FBG(温度・ひずみセンサー)

FBG(温度・ひずみセンサー)

注目の製品デモ機あり

FBGによる多点測定が可能なセンサー

当製品は「FBGが書き込まれた光ファイバー」と「インテロゲ一夕(分光器)」で構成された「FBGセンシングシステム」です。 光ファイバーをインテロゲ一夕へと接続することで、温度・ひずみを検出できるセンサーとしてご使用いただけます。 FisensのFBGセンシングシステムは、他のFBGセンサーと比較して低価格でご提供することが可能です。 ⇒低価格で始めるFBGセンサー