ハイパースペクトルカメラの分解能
100umの海洋マイクロプラスティック測定への挑戦
ハイパースペクトルカメラで期待通りの測定ができない。
その原因は撮影環境にありませんか?
100umの対象を撮影した技術を海洋研究開発機構の金谷先生にお伺いします。
人間活動により大量に生産・廃棄されたプラスティックは、海洋に流入し熱や紫外線による劣化で微細なマイクロプラスティックに分解され、生態系に負の影響を与えています。
このマイクロプラスチックは300um以下と非常に微小なため、どの海域にどのような材質がどれだけ分布しているのかよくわかっていないのが現状です。
この問題に対して、海洋研究開発機構の金谷先生のチームは、Resonon社のハイパースペクトルカメラを使用して、100umのPE,PP,PS等プラスティックを見分けることに成功しました。
講演では、100umの対象を撮影できた、近接撮影の際の撮影条件(レンズ配置、スペーサー、照明条件)の工夫、背景材料の工夫 など測定における最適化技術を紹介いただきました。
Webセミナー詳細
1ハイパースペクトルカメラを用いたマイクロプラスティックの分析 (40分)
- 地球環境観測のためのハイパースペクトル計測
- プラスチック計測の実例
- 近接撮影や背景材料の工夫
2ケイエルブイのハイパースペクトルカメラ ラインナップ紹介(5分)
3質疑応答(15分)
ダウンロードいただきたい方
- ハイパースペクトルカメラに興味のある方
- ハイパースペクトルカメラで微細なサンプルを撮影したい方
- ハイパースペクトルカメラの撮影環境に興味がある方
金谷先生のご活動について
金谷 有剛先生
海洋研究開発機構
地球表層システム研究センター
センター長
東京大学の博士課程を卒業された後、22年間にわたり、海洋研究機構で地球環境分野における研究開発に尽力されています。
今回ご講演いただく「ハイパースペクトルカメラを用いたマイクロプラスティックの分析」を始めとする”光学原理に基づく測定装置開発”の他にも、”地球環境物質科学”や”大気化学”を専門とされています。
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