10~17μmの出力波長範囲をカバーしたDFB-CW 量子カスケードレーザー
uniMirは10~17μm帯域の中赤外波長を放射する分布帰還型(DFB)のCW量子カスケードレーザー(QCL)です。HHL(High Heat Load:高熱負荷)のパッケージで、TEC(熱電冷却器)と平行光を出力するための光学系を内蔵しています。
HHLパッケージ内のペルチェ素子でレーザーの動作温度を制御しているため、モードホップフリーで縦方向のシングルモード動作を維持することが可能です。
uniMirの出力対応波長域は、BTXとして知られているベンゼン、トルエン、キシレンや、シアン化水素(HCN)、ヨウ化メチル(CH3I)、六フッ化ウラン(UF6)等、多くの分子の吸収スペクトル(指紋領域)をカバーしており、高感度、高性能が求められる石油、ガス、原子力産業における分光分析、環境モニタリング用途の光源としてご使用頂けます。
mirSense社では本製品uniMirだけでなく、4~10μm帯域の量子カスケードレーザー(QCL)も取り扱っており、中赤外の波長範囲を幅広くカバーしております。
高出力パルスQCL(4~10μm帯域)製品詳細はこちら
