スリットや光学フィルターを交換することができるスタンダードな近赤外分光器
ProNIRは、波長範囲:850~2,400nmのスペクトルを測定することができる近赤外分光器です。
改良された光学ベンチ設計と冷却InGaAs検出器を組み合わせることで、高感度・優れた安定性・低ノイズを実現しました。
また、スリット・光学フィルターを交換することができるため、用途や測定条件に合わせてユーザー自身で波長分解能や感度を調節することができます。
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ProNIRは、波長範囲:850~2,400nmのスペクトルを測定することができる近赤外分光器です。
改良された光学ベンチ設計と冷却InGaAs検出器を組み合わせることで、高感度・優れた安定性・低ノイズを実現しました。
また、スリット・光学フィルターを交換することができるため、用途や測定条件に合わせてユーザー自身で波長分解能や感度を調節することができます。
製品モデル | ProNIR 1 | ProNIR 2 | ProNIR 3 |
---|---|---|---|
波長範囲 | 850 ~ 1,450 nm | 950 ~ 1,750 nm | 900 ~ 2,500 nm |
スリット幅 | 25 μm (交換可能) | ||
グレーティング | G-NIR-1 | G-NIR-2 | G-NIR-3 |
集光レンズ | 付属 | ||
検出器 | 電子冷却式InGaAs検出器(512 pixels) | ||
ファイバーコネクター | SMA 905 | ||
積算時間 | 1 msec | ||
インターフェース | Mini-USB | ||
外部トリガー | In / Out | ||
ソフトウェア | LightScan 2.0 (付属) | ||
寸法 (L x D x H) |
192 x 137 x 75 mm | ||
重量 | 1.5 kg |
特定のイベントや条件が発生したときに、特定の操作を自動的に制御する機能です。
ProNIRは、付属のソフトウェア(LightScan 2.0)を用いて、以下のようなことが可能です。
トリガー機能は、外部デバイスからの信号に応じて分光器の測定を開始・停止することが可能です。これにより、複数の機器を同期して動作させることなども可能になります。
化学反応や物理的な変化の開始を捉えて、スペクトル測定を開始することができます。
分光器のスリットの幅を変更することで、スペクトルの分解能と感度のバランス調整が可能です。
スリットを広くすると、より多くの光を通すため、感度が高くなりますが、分解能は低下します。
逆に、スリットを狭くすると分解能が高くなり、感度が低下します。
ProNIRはスリット交換により、各アプリケーションで最適な性能を得ることができます。
光学フィルターは、特定の波長範囲の光だけを通すフィルターです。
光学フィルターで分光器の波長範囲を制限することで、不要なバックグラウンドの光を除去し、特定の波長での測定精度を向上させることができます。
ProNIRはユーザーが光学フィルタを簡単に交換することができるので、用途に応じてフィルターを使い分けることが可能です。
ADコンバーター(アナログ-デジタルコンバーター)は、アナログ信号(連続的な値)をデジタル信号(離散的な値)に変換する装置であり、ADコンバーターのビット数は、精度とダイナミックレンジに影響します。
ProNIRは、18ビットADコンバーターにより、「高い精度」、「広いダイナミックレンジ」、「高いSN比」を実現します。
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