ガス分析計向け検出モジュール　MULTISENSE
mirSense × ガス分析計向け　OEM用検出モジュール

ガス分析計向け検出モジュール　MULTISENSE H₂

OEM用

ガス分析計向け検出モジュール　MULTISENSE H<sub>2</sub>

水素中の不純物ガスを高感度に検知。モジュール1個で最大4種のガスを検出可能。

MultiSense H₂は、水素の品質管理用のガス検出モジュールです。mirSense社独自の製造技術によって作られた「量子カスケードレーザー（QCL)」と「光音響分光（PAS）」の技術を基盤としており、最大4種類のガスの微量検出、監視をすることが可能です。共存ガスによる干渉を最小限に抑え低濃度ガス（sub-ppm)の検出を実現します。

本製品は、H₂中の不純物であるCO、CO₂、NH₃、CHOH等の測定、監視のアプリケーションに最適化されています。

対象ガス

ガス種	測定範囲^(※1)	検出限界（LOD）^(※2)	精度^(※3)
H₂O	0.3～3000 ppm	＜ 0.3 ppm	＜ 2 %
CO	0.05～500 ppm	＜ 0.05 ppm	＜ 2 %
CO₂	0.1～1000 ppm	＜ 0.1 ppm	＜ 2 %
NH₃	0.05～500 ppm	＜ 0.05 ppm	＜ 2 %
CHOH	0.05～500 ppm	＜ 0.05 ppm	＜ 2 %

(※1)目安値、その他の範囲についてはお問い合わせください。
(※2) 3δ、積算時間 60 sec
(※3）測定値またはLODの X ％

ガス分析計向け・OEM用モジュール

MultiSense H₂は、ガスシステムやガス分析計向けのOEM用検出モジュールです。
小型（115×170×108 mm）で、可動部品がなく堅牢なモジュールで、メンテナンス性にも優れています。

問い合わせ

カタログ

製品の特徴

プロセスの最適化に適したスペック
sub-ppm レベルの微量分析、精度<２％（読み取り値またはLOD）
リアルタイムモニタリングが可能：秒単位の応答速度
環境への影響を配慮したデザイン
ガスセル容量1 ml、サンプル抽出/流入量を「<80ml」まで低減
コンパクトで堅牢：可動部品なし、マイクロフォンをセンサーとして搭載
優れたメンテナンス性：各パーツは簡単に交換可能
プラグアンドプレイで簡単に操作
自己診断機能、アラーム機能が含まれたソフトウエアを提供

製品情報

仕様アプリケーション PDF資料
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仕様

測定仕様

測定範囲	typ. ＞10⁴、検出限界（LOD）から最大レンジまで
検出限界（LOD）	sub-ppm ※ガス種および共存ガスの条件により異なります
繰り返し精度	読取値またはLODの＜ 2 %
精度	読取値またはLODの＜ 2 %
応答時間 T90	typ. 2-3sec　※LODによります
最大測定速度	10 Hz

一般仕様

電力	～10W、24V DC
インターフェース	RS485
プロトコル	Modbus RTU
寸法	115×170×108 mm
重量	＜ 2 kg
ガスコネクター	1/8”　O.D. Swagelok
動作温度範囲	typ. 10 ～ 30 ℃
湿度	0 ～ 95 %、結露なきこと

サンプリング仕様

ガス消費量	80 ml /min
ガスセル容量	1 ml
サンプル温度	露点温度を下回らないこと
ガス圧力	0.5-2 bar.a （圧力センサー必要）