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LUXMUXの広帯域SLD光源ここがすごい!
6つのSLD光源を高効率で合波する特許の秘密

LUXMUX社(カナダ)は、SLD光源をはじめとする光学製品の設計・製造・および光学ソリューションを、光通信、医療、ライフサイエンス、ガス計測などの多分野に提供している企業です。
LUXMUX社は特許技術を持ち、他の企業では実現が困難な広帯域のSLD光源を提供することが可能です。
この記事では、LUXMUXの特許技術(Patent No.:US 10 801 697)を簡単に紹介します。

LUXMUX社が解決したSLDの課題

SLD光源は、主に光通信波長帯域(Oバンド/Eバンド/Sバンド/Cバンド/Lバンド)において光を出力する光源です。
半導体レーザー(LD)と比較しますと、広帯域の波長をカバーでき低コヒーレンスなため、光通信の分野だけではなくOCTや光ファイバーセンシングなの分析用光源としても使用されています。
ただし、レーザーに対して広帯域といっても1台のSLD光源の波長範囲は数十nmなので、約360nm(1261nm~1621nm)の幅がある光通信波長帯域を網羅することはできません。
そのため、通常は、必要な波長帯域を満たすために「多数のSLD光源またはスーパーコンティニューム光源を用意する」、「光学系の配置を見直す」などコストが高くなってしまう問題があります。

LUXMUX社の特許技術

LUXMUX社の特許技術(Patent No.:US 10 801 697)は、複数のSLDまたはLDを1つのバタフライパッケージ内に統合する技術です。
32pinのバタフライパッケージに内蔵された各光源はコリメートレンズされ、各ビームは各光源のスペクトルと強度に適したダイクロイックミラーで反射し、次のダイクロイックミラーへ向けられます。
この構造を繰り返し各ビームは結合され最終的に光ファイバー(シングルモードまたは偏波保持ファイバー)へ入射されます。

LUXMUXの特許

この技術を用いて、中心波長が1300、1390、1480、1550、1615、1680の6つのSLDを合波すると、以下のように、1265~1725nmまである程度フラットな特性を持った光源となります。
これにより、SLDの課題であった、波長範囲の問題が解決し、OバンドからLバンドまでのすべての評価を1つの光源で実施することが可能です。

LUXMUX(Best-SLED)の波長特性

各光源は出力・周波数を制御できます。そして、各光源の光出力を監視するためにフォトダイオードが設置され、光源の放出電力を監視します。また、熱電子冷却(TEC)を搭載し温度監視・制御が行われるため光学系および電子機器の温度を安定化し維持されます。

この特許技術により、一般的なSLDよりも広い波長帯域をカバーし、安定した光出力を実現した光源「BeST-SLED®」を提供しています。
32pinパッケージに統合されているため、設置スペースを最小限にでき、またすべてのビームは光ファイバーから出力されますので複雑な光学系の設計や設置は不要になります。

LUXMUX社のSLD光源の製品情報

ケイエルブイ(株)では広帯域SLD光源「BeST-SLED」を販売しています。
デモ機の貸出も行っておりますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

SLD光源BeST-SLEDⓇ

SLD光源BeST-SLED

BeST-SLED(SLD光源ユニット)は、32ピンのバタフライパッケージのSLD光源を搭載した光源ユニットです。
ヒートシンクや自動ファン制御による温度制御機能を有しているほか、USB/Ethernet通信にて各SLDの独立制御が可能です。

製品詳細