VUV-QFF分光器は3個1組の回折格子を使用することで、5~150nmの広いVUV範囲での測定を実現しています。カスタマイズしたoff-Rowland光学スキームにより、範囲全体で高分解能を実現しています。これにより、本製品は極端紫外線および軟X線の範囲での高分解能スペクトル測定に不可欠で強力な計測器となりました。
VUV-QFF 分光器
製品の特徴
- 特別にカスタマイズされた光学スキームにより、記録面のフラットフィールドイメージを結像することが可能。これは、CCDタイプの検出器を使用する場合に不可欠な機能です。
- 3個1組の交換可能な回折格子により、範囲全体で超高分解能を実現。
- 高線形分散により、ナノ秒時間分解スペクトル測定にMCP検出器を活用。
- 検出器をCCDアレイ、CCDカメラ、またはMCPから柔軟に選択可能。
製品情報
仕様
分光器仕様
光学設計 | 斜入射分光計 |
---|---|
スペクトル範囲 | 5~150nm |
スペクトル分解能 | λ/Δλ最大500 |
回折格子 | 3個1組の球形回折格子、曲面半径1m |
入口スリット幅 | 10um |
入口スリット高さ | 20mm |
入射角 | 4~10度 |
動作回折格子サイズ | 6×6mm |
検出器 | CCD/MCP |
寸法 | 540×127×120mm |
ユーザーの要望に応じたカスタマイズが可能
- 異なる種類の検出器の組み合わせ
- スペクトル分解能とスペクトル範囲のパランスの最適化
- LabViewインターフェイスを含む、顧客実験計画への組み込み
- HHG測定に対応可能
技術情報
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